リンベの閑居記

都市公園の鳥や昆虫の記録が主です。

アズキマメゾウムシ

2011-07-31 06:29:41 | 昆虫
アズキマメゾウムシ(Callosobruchus chinensis)
体長2-3mm程度、背面は赤褐色で前胸背基部中央に白紋があり、上翅は基部・中央部・先端部が暗色だが変異が多い。
アズキの害虫として有名で、ホストはアズキ等のマメ科植物だが、なぜかブドウ科のヤブガラシの蕾にいた。










不明の甲虫→クロヒメヒゲナガゾウムシ

2011-07-31 05:44:40 | 昆虫
体長2-3mm程度、光沢の無い黒色で微毛に覆われ、上からでは頭部がほとんど見えない。
ハムシの類と思って撮った虫だが該当種が見当たらない。
上からでは頭部がほとんど見えないのでシバンムシ科(Anobiidae)の昆虫かもしれない。
とすると、色が黒いので、クロノコヒゲシバンムシ(Pseudomesothes pulverulent)あたりかと思われるが定かではない。

*** 追記 ***
フッカーSさんのコメントでクロヒメヒゲナガゾウムシと判明。
不明の甲虫→クロヒメヒゲナガゾウムシ(Rhaphitropis nigra)に訂正します(8/1)。










オオセイボウ

2011-07-28 17:48:37 | 昆虫
オオセイボウ(大青蜂、Stilbum cyanurum pacificum)
体長12-20mm程度、金属光沢の紫菫色で周辺に多少の緑色部がある美しい蜂。
エントツドロバチ やスズバチなどに寄生する寄生蜂である。
ヨウシュヤマゴボウに時々やって来るが、一カ所にほとんど留まらずに絶えず動き回っているだけでなく近付くと直ぐ逃げるので撮るのが難しい。












微小なハチ

2011-07-26 04:54:49 | 昆虫
体長1mm弱程、肉眼でもファインダー越しでもほとんど見えないが、葉っぱの表面との光の反射の違いで居場所がかろうじて判る程度。
マクロレンズに36mmの接写リング、更にトリミングしてこの程度、正面からでは判らないがやや斜めからでは桑の葉の表面が刺だらけなのが判る。
このサイズは顕微鏡が必要で、フィールドでの手持ち撮影では限界を感じる。
ハチは撮っても不明種ばかり、資料が無いので調べる手立ても無く、ほとんどがお蔵入りしている。












ナツアカネ?

2011-07-25 09:37:19 | 昆虫
ナツアカネ(夏茜、Sympetrum darwinianum)
体長38mm程度、アキアカネよりやや小振りで、未熟期には雌雄とも体色は黄褐色だが、成熟した雄は全身が赤化し、雌も腹部背面が赤化する。
成虫は6月下旬頃から羽化し、12月上旬頃まで見られる。
翅胸側面の黒条が見えなかったため定かではないが、7月下旬に撮影しのでナツアカネとした。








アキアカネ?

2011-07-25 09:16:28 | 昆虫
アキアカネ(秋茜、Sympetrum frequens)
体長40mm程度、成熟した雄は体色が橙色から鮮やかな赤に変化し、普通赤とんぼと言えばこの種を指す。
ナツアカネは夏の間も低地にいるが、アキアカネは6-7月に発生して、山地に移動し、秋に産卵にもどってくる。
7月初旬に撮影したもので、翅胸側面の黒条が斜めに切れているようなのでアキアカネとしたが定かではない。








ミヤマアカネ

2011-07-25 08:37:40 | 昆虫
ミヤマアカネ(深山茜、Sympetrum pedemontanum elatum)
体長32-39mm程度、翅の縁紋内側にある褐色の太い帯と、翅脈まで色づくのが特徴で、胸部側面はほとんど無班である。
未熟なうちは雌雄とも体色は黄褐色、成熟した雄は翅脈、縁紋を含め全身が赤化するが、雌は橙色が濃くなる程度である。