リンベの閑居記

都市公園の鳥や昆虫の記録が主です。

カタグロチビドロバチ

2013-10-31 03:25:12 | 昆虫
カタグロチビドロバチ(Stenodynerus chinensis)
体長6-8mm程度、体色は黒、腹に黄色の帯が2本あり、肩板に黄色班がない。
少し冷えた夕刻には桑の葉を大顎で銜えて寝ている姿も見られた。












ムカシハナバチ科の一種

2013-10-30 06:03:47 | 昆虫
ムカシハナバチ科の一種(Colletidae sp.)
体長7-8mm程度、体色は黒、短い白色の体毛で、後脚腿節の下面に疎らな短い花粉運搬毛がある。
体毛の特徴から言えばメンハナバチ属なのだが、顔面に特徴的な斑紋が見られないのでムカシハナバチ属かもしれない。
前翅の亜前縁室が2個ならメンハナバチ属、3個ならムカシハナバチ属なのだが、判然としないのでムカシハナバチ科の一種とした。
この仲間には、花粉を飲み込んで運ぶ習性を持もつものがおり、それと関係する所作と思われるが、一度飲み込んだ液体を口から出して、また飲み込むという動作を繰り返していた。












アカガネコハナバチ

2013-10-28 06:02:51 | 昆虫
アカガネコハナバチ(Halictus aerarius)
体長7-8mm程度、頭部と胸部が金属光沢のある真鍮のような色をしている。
土中に巣をつくり、蜜と花粉で幼虫を育てる。
このハチが日中訪れていた花の近傍を夕刻に探すと、寝ている姿を目にすることがある。
















クロヒゲフシオナガヒメバチ

2013-10-27 01:09:19 | 昆虫
クロヒゲフシオナガヒメバチ(Acropimpla persimilis)
体長12mm程度、産卵管が長く、腹部に白筋がある。
宿主はクワノメイガをはじめとする小蛾類の幼虫。

飛び回っていたヒメバチが笹の葉に止まった後、腹部を丸めて産卵管をつきたてた。
丸められた葉には蛾の幼虫が潜んでいるのだろうが、触覚で探って、違う部位にも産卵していた。