リンベの閑居記

都市公園の鳥や昆虫の記録が主です。

テングスケバ

2012-10-18 08:54:55 | 昆虫
テングスケバ(Dictyophara patruelis)
体長(翅端まで)12-14mm程度、淡緑色地にオレンジの筋模様があり、頭部先端が著しく突出している。
ホストはイネ科植物で8月にはススキの葉で見られた。
ススキの葉も枯れたこの時期、頻繁に刈られ所々土が露出する様な丈の短い草地にいた。










ウスモンミドリカスミカメ

2012-10-17 12:10:18 | 昆虫
ウスモンミドリカスミカメ(Taylorilygus pallidulus)
体長4-5mm程度、世界中の暖温帯~熱帯域に広く分布しているうえ、色彩変化が著しいので多くの種名で記載されて来た経緯があり、和名でも色々な名前で呼ばれていた。
コアオカスミカメとその同族と混同されやすいが別属である。
キク科の多年生草本に依存しているがチャ、ナス、レタス、イネなどにも被害を与える事がある。
セイタカアワダチソウの花で見られた。










イネホソミドリカスミカメ

2012-10-16 11:26:44 | 昆虫
イネホソミドリカスミカメ(Trigonotylus caelestialium)
体長4-6mm程度、背面に点刻のない淡緑色の細い体で、触覚は赤みをもち、触覚代1節に3本の鮮紅色のストライプがある。
以前はアカヒゲホソミドリカスミカメと呼ばれていたが名前が長いという事でイネホソミドリカスミカメへ和名が変更された。












サビヒョウタンナガカメムシ

2012-10-13 08:56:08 | 昆虫
サビヒョウタンナガカメムシ(Horridipamera inconspicua)
体長5mm程度、体は前胸背がくびれた長楕円形で、全体が平伏した軟毛に覆われた濃赤褐色、前翅革質部の内側の角に一対の白斑がある。
ヨツボシヒョウタンナガカメムシと混在しているため、識別するのが紛らわしい。












マダラヨコバイ?

2012-10-12 10:46:52 | 昆虫
マダラヨコバイ(Psammotettix striatus)?
体調3.5-4mm程度、体は淡黄褐色で、白、赤茶、焦げ茶の細かい模様がきめ細かくちりばめられているヨコバイ。
イネ科などの雑草間に多く、ごく普通に見られるが、良く似た種にイネマダラヨコバイ、シバマダラヨコバイなどがいるので定かではない。
これらが混在している可能性もある。










トビムシの仲間

2012-10-10 03:55:29 | 昆虫
トビムシの仲間
体長2mm程度、トビムシの仲間と思われるが名前は判らない。
トビムシ目(粘管目、Collembola)は昆虫に近縁でより原始的なグループで、特徴的な跳躍器で飛び跳ねるものが多い。
昆虫の姿がめっきり減ったので、地面近くを探していていたら目についた。