リンベの閑居記

都市公園の鳥や昆虫の記録が主です。

メダカチビカワゴミムシ

2014-04-01 06:56:21 | 昆虫
メダカチビカワゴミムシ(Asaphidion semilucidum)
体長4mm程度、体長の割には複眼が大く、一見小型のハンミョウのような小さなゴミムシ。
冬場は木の皮の下に潜んでいることが多いので見つけやすいが、それ以外の場所では小さいのと動きが速いので見つけるのは困難。
日溜まりになっている寺の地面を走り回っていた。

この冬は鳥も虫も極端に少なく、わざわざカメラを出してまで撮影する気もなくなる事が多かった。
プログの方も何となく更新する気が失せていたが、年度も変わるのでボチボチ再開する事にした。










クロテントウ

2014-01-29 04:38:37 | 昆虫
クロテントウ(Telsimia nigra)
体長1mm程度、全身黒色で微毛に覆われており、♀は♂よりやや大型だが、斑紋などの差がなく、個体差も大きいので外観で識別は困難。
ケヤキの樹皮をめくると集団越冬しているのが直ぐ見つかるので個体数は多い。
肉眼では黒点程度にしか見えないので、ルーペ等で拡大してみないとゴミにしか見えない。










ヒメヨコバイの一種

2014-01-26 05:54:09 | 昆虫
ヒメヨコバイの一種(Typhlocybinae sp.)
体長3mm程度、乳白色の体に赤褐色の小斑が多くみられるが、肉眼では混ざり合って灰褐色に見える。
一見マダラヒメヨコバイかと思える斑紋だが斑紋の色や位置が異なっており、ヤマシロヒメヨコバイなら斑紋が繋がって線状と成るはずで、そのようにして消去法で行くとチマダラヒメヨコバイ(Tautoneura mori)が残ったが、過去に撮影した画像と全く印象が異なり、別種の可能性が否定出来ない。
斑紋の色は茶褐色に近いものから赤褐色のものまでいたが斑紋の位置関係はほぼ同一で、過去に撮影したチマダラヒメヨコバイと似た斑紋の個体は見られなかった。