陸雲海2

日々の出来事あれこれ。

自利から他利へ

2010年07月08日 | 心の居所
 私も仕事をしている一人です。

 ”仕事”とは、人に奉仕することだと思っています。人に喜ばれて、その代償として金銭や物を受け取る。
 私が病気やうつ病をしている時にはほとんど仕事ができなかったので、仕事をすることの意味をしっかり考えたいなあと思っています。
 病気をしている時、仕事ができることが夢であった。老人の方が公園で掃除の仕事をしているのを見て、私は彼らよりも完全に劣ると感じていたからです。
無力な自分を客観的に見て、かなり落ち込む毎日でした。人から説教を受けようが、人から慰めを受けたとしても、自分に自信をもてないから自分自身でも納得ができない。
そんな人生で一番大変な時、何も医学的な知識が無かったから、どうしていいのか本当に分からなかった。
有資格者となった現在、どんな人にもその人にとって有益な治療や医学的なサポートができればと思います。
治療の後、痛みがかなり改善してきた人にはストレッチ・筋トレなども教えてあげて、自分自身ある程度改善をすることができることを示していきたいと思います。
 どんなに年をとったとしても、やはり自分の足で歩きたいし、人の世話になることを嫌がる人が、特に日本人には多い感じがします。

 どんな人も自分で自分のことを誉めて、自分を大切な存在だということをしっかり認識して頂きたいと思います。
なぜなら、自分のことを大切にできない人は、他の人を大切にできないと思うからです。
自分のことを大切な存在だと感じ、他の人にも思いやりの気持ちを持つことができることができることが一人でも増えてくることを、心の底から願っています。
そのためには、自分の身体を治し、自分を癒し、少しでも人を癒せる人が増えてもらいたいと思います。
先ずは、私自身が信念を持って自分で自分を守り、精神的に自立して生きていくことが大切だと思っています。
あまり頑張り過ぎないでも、生きている意味をしっかり考えることも大事だと思います。
どんなに仕事ができたとしても、自分のことを客観的に見て、幸せだと思えないと、総合的に考えて、充実した人生だと思えないかと思います。

それぞれの人が心の底から幸せだと思い、豊かな精神性を持つことがいいですね。
時々海外へ行くと、深く見つめることができるので、これからも時間を作り、さらに日本を客観的に見てみたいと思います。

みなさん、幸多くあれ!