陸雲海2

日々の出来事あれこれ。

抗うつ薬の処方

2008年03月02日 | 心の居所
2008年2月7日(木) 初診
アモキサン10mg
セディール10mg
メイラックス1mg

2008年2月15日(木) 2回目
(カウンセリング ・ 初診)
アモキサン10mg
セディール10mg
ルボックス25mg
メイラックス1mg
ガスモチン (胃薬)


2008年2月21日(木) 3回目
(カウンセリング ・ 受診)
・アモキサン10mg (アモキサピン)
《三環系抗うつ薬》

・セディール10mg

・ルボックス50 mg
フルボキサミン(デプロメール、ルボックス)
《SSRI》
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○SSRI (Selective Serotonin Reuptake Inhibitor :
選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
SSRI の特徴は単純な化学特性である。SSRI はセロトニン作動性神経の神経終末のシナプス間隙に放出されたセロトニンのシナプス前膜への再取り込みを阻害して、シナプス間隙のセロトニン濃度を増加させて、低
下しているセロトニン神経伝達を促進させる。効果は三環系抗うつ薬と同等のレベルで、副作用が少ない。18)
・フルボキサミン(デプロメール、ルボックス):わが国で初めて発売されたSSRI で、三環系抗うつ薬とほぼ同等の効果を示し、強迫性障害への適応も有している。 口渇、便秘などの副作用は少ないが、消化管のセロトニン機能増強による悪心、嘔吐などの消化器症状が知られている。

○三環系抗うつ薬(Tricyclic ntidepressants :TCA )
三環系抗うつ薬の主作用はノルアドレナリン、セロトニンの再取り込み阻害作用である。それ以外にもアセチルコリン、ヒスタミン、アドレナリン等多くの受容体に作用しており、これらの作用が副作用発症の原因になっている。三環系抗うつ薬は即効性がなく、副作用が抗うつ効果より先行して出てくる。
・アモキサピン(アモキサン):ノルアドレナリン再取り込み阻害作用の方がセロトニン再取り込み阻害作用より強く、やや速効性である。抗コリン性副作用は弱いが、抗ドーパミン作用も有り錐体外路症状が発現することがある。