晴登雨読

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紫陽花の径から大峰・山上ヶ岳へ

2014-07-06 18:26:54 | 大峰・大台の山
2014年07月06日(日)
 今年4月、洞川温泉から残雪の稲村ヶ岳をめざしたが、今回は、同温泉から清浄大橋・一本松茶屋・洞辻茶屋、そして大峰山寺、山上ヶ岳へ至る「修験の道」を辿った。
7月5日(土)西の空に暗雲が広がる梅雨空の中、清浄大橋を8時10分に出発。杉林の中に紫の鮮やかな紫陽花の径が続き、1時間45分ほどで洞辻茶屋。ここからが「大峰奥駈道」となる。大峰山寺・山上ヶ岳手前は「修験者の修験の場」、鐘掛岩や「西の覗」など「修験者の道」にふさわしい鎖場・岩場が随所に。
休息も含めて3時間弱で、大峰山寺と山上ヶ岳の頂に着く。
 大峰山寺への参拝を済ませて下山開始。
レンゲの辻から稲村小屋への行程は、約1時間30分。稲村小屋で30分ほどの昼食を済ませ母公堂を目指して下山。この下山道もまた紫陽花の径が随所にあり目を楽しませてくれる。15時45分に母公堂に無事到着し、山行を終えた。いつも「母公堂」の堂守りの方から頂く温かいコーヒーとお菓子は登山の疲れを一気に癒してくれる。有難うございました。

清浄大橋・大峰山寺参道口


杉林の中は、紫のあじさいの径が続く



一本松茶屋
歩き始めて40分で 「一本松茶屋」に到着。大峰山寺までこうした茶屋が随所にある。


お助け水、清浄大橋から1時間20分
「修験の道」だから多くの「大峰行者講」の人たちの行き来が頻繁である。この一行も15人ほどの「行者講」の人たち。



9時45分 洞辻茶屋に到着


「奥駈道」
洞辻茶屋からは、世界遺産に登録されている奈良・吉野から那智山に至る「大峰奥駈道」となる。整備された気持ちの良い山道であるが、随所にくさりばがある。





大峰奥駈道の難所「鐘掛岩」
鐘掛岩は、修験者の道。岩場は登り口の木製の欄干から40Mほどだが、鎖が数か所設置してある。登り切った裏は、木製の歩道がある。
 なお、登山道は、右に一般者向けの迂回路が設けられている。



11時に「西の覗」に到着
眼下は、カナカケ谷が深く切れこみ、向かいには鷲ノ巣岩がそびえる。


西の覗から大日山・稲村ヶ岳方面を望


山上ヶ岳の大峰山寺
 清浄大橋を出発して3時間弱、11時10分に大峰山寺に到着。お参りをして御札を頂いた。


山上ヶ岳頂上
 頂は、クマザサのしげる広場。「お花畑」と記した石碑様の立派な標柱がそびえる。



11時30分山上ヶ岳頂上を後にレンゲの辻へ
 頂上直下から急な下りをへて、12時にレンゲの辻に。


13時に稲村小屋に到着


1時35分稲村小屋を出発、下山開始
 稲村小屋から母公堂までヤマアジサイの群落や紫陽花の
径が下山の道を楽しませてくれた。






2時35分 法力峠に着


法力峠を下って3時45分 母公堂に下山
清浄大橋に駐車したため、ここに荷物を預かっていただき大橋駐車場まで徒歩で車を取りに。




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