北鎌倉発!人生を変える青木理恵のコーチング

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ゴボウのお陰

2012年01月13日 | 2011~2016年 NY生活

 

アッパーウエストのグルメスーパー「シタレラ」での会話。

レジに並んでいたら、

「それは、何の野菜なの?」

と、私のト-トバックを指さす、後ろの奥さま。

「ゴボウと言って日本の野菜よ」

「どうやって食べるの?」

「ソテーして、醤油や砂糖、お酒で味をつけたり・・・」

「それは、生で食べるの?」

と、今度は3人後ろの奥さま。

「いえ・・」

「ソテーするのよね」と、後ろの奥さまが教えます。

「どうやって食べるの?」と、前の奥さま。

「小さく切ったポークスライス、ニンジンや大根と一緒に炒めて、みそスープにしてもおいしいのよ。TON-JIRUと言います」

「ふ~~~ん」前後、6人で頷きます。

「それは、どこで買えるんだい?」と、いきなりおじ様。

「50丁目よね」と教えたがりの後ろの奥さまが、またまた登場。

「いえいえ、41丁目のサンライズマーケット。ほら2ドルちょっとで買えるの。こんなに長いのよ~」

かさばるからポキッと半分に折ったゴボウを伸ばして見せます。

「おおお~~~~!!!」

「なんて、長いのだろう!」

「こんなに土深く伸びるなんて、きっとパワーがあるに違いない」

「これはシーズン物ね」

あまりにも驚いてくれるので、匂いも嗅がせてあげました。

興味を持ってくれた人全員が、きちんと順番を待って匂いを嗅いで行きます。

なんだか可愛いらしいでしょう?

そして、「な~~~るほど」と頷きます。

得意になった私は、「ソテーしたものをライスバーガーに挟むと美味しいんだから!」と鼻の穴をふくらませます。

「何というの?」

「KINPIRA Barger」

何度も繰り返して、名前を覚えようとする奥様方・・・

本当に可愛いのです。

「なんて素晴らしいのでしょう・・・」と言ってくれるのです。

「あの、その。ゴボウにこんなに興味を持ってもらえるなんてビックリだわ。後2,3本、皆さんの分も買ってきたらよかったわね~」と言ったら、

「そうだ、そうだ」

「ブースを置いて、ここでレシピと一緒に試食販売したらいい」

「私がマネージャーに言ってあげる」

「食べて見たい!」

と、レジ待ちしながらやけに盛り上がるのでした。

 

そう言えば、以前も大根で同じようなことがありました。

私が大根をバスケットに入れたら、じ~~~~っと見ていたおばさんが、

「それは何?」って。

「大根の料理を作ってみたいから、教えてちょうだい」って、電話番号をくれたのはプエルトリコのおばさんでした。

覚えていてくれてるかな?

連絡しなくっちゃ~

 

NYの人は、興味を持たら、気軽に話しかけてくれます。

見知らぬ人とも上手にコミュニケーションを楽しむことが出来るんですね。

レジ待ちの時間が幸せ色になったひと時でした。

 

 


ギフト

2012年01月11日 | 2011~2016年 NY生活

 

昨日、買い物から帰ってきてfbに書いたエピソードです。

ブログにも残して、心に留めておきましょう。

~~~

スーパーマーケットでレジの担当は、ビッグなブラックのお姉さんでした。

私が買ったクロワッサンの袋を覗いて、

「アーモンド・クロワッサン?ああ・・・・おいしいのよね~。まだ、あるかしら・・」

両手を合わせて拝むお姉さん。

次に、私の赤いショッピング・カートを見て、

「それ、使いやすいわよね~」

頬杖ついて、お尻フリフリするお姉さん。

表情豊かで、人懐っこくて、なんだかとっても可愛いのです。

・・・・・

その後、私も買ったアーモンドクロワッサンとコーヒーをを食べてみました。

本当においしい!

思わずもう1度買いに行って、お姉さんのところへ戻りました。

・・・・・

「これ、あなたへ。ニューイヤーのプレゼントよ!」

袋をのぞいて、心臓が止まる仕草をした後、ガッツポーズするお姉さん。
バンザイしながら、クルクル回ります。

その姿を見て、「なんだ、なんだ」と周りのレジ打ちの女の子やガードマンが集まってきて・・・

「よかったね~、よかったね~」って、みんなで喜んでくれました。

たった2ドルのプレゼントなのですが、もらってもらえて嬉しかった。

すごくハッピーになりました。

同じことを日本でするのは難しい。

ギフトを送る時もいただく時も、余計なことを考え過ぎてしまうのです。

ギフトをさらりと受け取れるのって、本当に素敵!

人としての器の大きさを感じました。

私も見習います!

 

~~~

海外に住んでいると新鮮な驚きがいっぱい。

日本の様に半返しという習慣もないし、

空いた器に何か入れてお返しする・・ということもない。

でも、喜びの表現がとても自然でさりげないのです。

形で返すというよりも、言葉かな?

カードはよくいただきますね。

若い子でも、家に泊まったりしたら、お礼のカードやメッセージを送ってくれます。

すぐにお返しするのではなく、中国のように、数年後に返す・・・という国もあるようです。

そんな場合、あんなによくしてあげたのに忘れちゃうんだ~とがっかりしたり、

困った時だけ来るのね。なんて、プンプンした方がおバカさんです。

ギフトは差し上げる時もいただく時も、その時、その一瞬を味わって心から楽しんで喜ぼう!と思います。

くださった方の気持ちを大切に出来る人になりたいです~~!!!

 


岡山近郊のピアノの先生、ピアノ愛好家の皆さんに素敵なニュースです。

2012年01月10日 | 2011~2016年 NY生活

 

私のクライアントさんのお一人、岡山の英語の先生の内藤みゆき先生のミユキアカデミーに、

昨年、素敵なサロンが誕生しました。

内藤みゆき先生は、優秀な英語教師であり、プロコーチ、プロ司会者。

そして、バリバリのアマチュアピアニストでもあり、二人のお子様の素敵なお母様。

一体いくつの顔を持っているの?

と聞きたくなるほど、パワフルなスーパーレディです。

 

素晴らしい環境の元、設計されているサロン「プルニエ」では、練習の他、本番前のリハーサル、録音、コンサートなど、色々な目的でお借りすることができます。

夢のサロンが完成した今、このサロンを地元の多くの方に愛用していただきたい・・

というみゆき先生の願いから、レンタル可能になりました。

 

ピアノはヤマハグランドC6A。

豊か出美しい響きのピアノです。

 

レンタルフィーは、レッスンなどでは30分700円。

コンサートなど3人以上のご利用は1時間3000円と、かなり良心的!

少し気分を変えて、ワンランク上のピアノを楽しんでみたい方、ぜひ、ご連絡してみてくださいね。

きっと、上手になること間違いなし♪

 


手作り味噌のレッスン&マクロビレッスン

2012年01月09日 | 2011~2016年 NY生活

 

楽しみにしていた奈津子先生と味噌マスターのけいこ先生の手作り味噌のレッスンに行ってきました。

18年ぶりの味噌作りです。

作り方はとてもシンプル。

麹と美味しいお塩を混ぜて、柔らかく炊いて潰したオーガニックの大豆をしっかりマゼマゼし、空気が入らないように容器に詰めるだけ。

後は3カ月熟成して待ちます。

レッスンの後に、先生方の御心尽くしのランチをいただきました。

みんなで作ると楽しいな!

 

そして翌日は、清美先生のマクロビレッスン。

メニューは6品。

・野菜入りキビ

・蕎麦の実スープ

・セイタンシチュー

・白菜とカリカリ油揚げのサラダ 豆乳クリームドレッシング

・浅漬け

・にんじんと杏のクスクスケーキ

 

新鮮なお野菜たっぷりでお腹が喜んでいるのがわかります。

マクロビの先生方はとてもオープンで仲良しです。

自分のスケジュールに合わせて、どちらの先生のところに伺ってもOK!

清美先生に「奈津子先生のお味噌、行ってきました」と言っても「あ!そう」とニッコリ。

奈津子先生もそうです。

自分の生徒さんを囲い込むこともないし、キープするために他の先生の悪口を言う・・なんて、ありえません!

お互いを尊敬しあっているし、ご自分のスタイルにも自信があるから、気にならないのでしょうね。

ピアノ界の私たちも見習わなくっちゃ!と思いました。

 

 

 


開運メイクの成果

2012年01月06日 | 2011~2016年 NY生活

 

ロンドンのカウンセリングコースのクラスメイト、恵美さんの開運メイクのレッスンを受けてきました。

じゃじゃ~ん!

あまりの変身ぶりに私も周りの人も驚いています。

詳しくは、恵美さんのお姉さまのマクロビの清美先生もブログにアップしてくださるとのこと。

また報告しま~す!

 

ふ~~~~ただいま~!

実は、昨日のメイクのレッスン代の入った封筒を日本に送る手紙と間違えてポストに投函してしまいました。

気がついたのは、清美先生宅。

みなさんに気の毒がられてしまったけれど、これも身から出た錆。

もう、ドジだな~と思って一旦忘れることにしたのですが、

ふと、もしや・・と思い、先ほど、郵便局の集配時間を見計らって取りに行ってみました。

氷点下の寒い路上で待つこと1時間・・・

空に伸びる飛行機雲をを見たり、

もしも見つかったらハルカと化粧品を買いに行って、お食事しよう!

な~んて考えているうちに、自分のドジぶりまでもが可愛くって、楽しくなってきました。

でも、さすがに体が冷えてきたのでいったん帰宅。

 

ハルカが郵便局と連絡を取り合ってくれたりして、集配の車を追いかけました。

不機嫌そうな集配人のおじさんの空気にビビらず、

心を込めてお願いして、

ありがたく探してもらうこと3分!

 

あった~!!!それです。それです!

 

最初は「この封筒があなたのものだという保証がないから渡せないよ」と言って渋っていたおじさんですが、

なんとか返してもらいました。

その場で、「ほらね。言った通りの金額が入っていたでしょう?」と封筒をあけて、お礼に10ドル渡しました。

 

これでおじさんもハッピー。

私もハッピー。

ハルカもハッピー。

なんだか、すごい情熱でお金を取り戻しちゃったけど、面白いな、人生は。