リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

トランスフォーム!

2019-04-25 01:11:30 | 2019年度新歓公演「真・自殺願望」
こんばんは、川崎です。
今日はゲネプロでした。いよいよ明日の18時から、小ホールに団員以外の人をお迎えするわけです。
…緊張で大変そわそわしています。

なぜって今公演は普段と違うことを沢山やってきたからです。
舞台、照明、幕、音響、情宣、宣美、エトセトラエトセトラ…イレギュラーのお祭りです。
他部署は詳しく知らないですが、自分の受け持ち部署はかなり自由にやらせてもらったので、先輩から「こんなこと教えた覚えはないんだけど?!」と言われたらどうしよう…なんて思ったり思わなかったり笑
新入生歓迎公演、と銘打っておきながらも普段お越しくださっている方々にもぜひご覧になってほしい公演になりそうです。(もちろん、全く変わってしまった訳ではありませんから立芸のカラーも十二分に出ていると思います。初めましての方も立芸ってこんな団体だとわかる一面が散りばめられておりますので、ぜひぜひお越しくださいね。)
新しい試みが、無事に成功することを願います。

新しい試みといえば。完っ全に私事で申し訳ないのですが、今回は初めて演出補として参加させていただく公演でもあります。
そう、役者ではないけれど川崎は毎日稽古場にいたのです!
稽古初日、誰よりも早く初めてのお客さんとして役者たちの演技を一身に浴びてから早くも1ヶ月半以上が経ちました。
稽古場で彼らのぶつけてくるエネルギーをどういう向きにサポートすれば、より良くなるだろうか。
それを考えるにはあまりにも適していて、しかし一方ではそう動くのがとても難しい立場でした。
役者やってる方が私にとっては遥かに楽だ。笑

そうして彼らが表現する様、磨きあげていく様を、いちばん近い距離で見られたことを今は誇りに思います。

物語は作者の手から離れた瞬間に変化を始めます。それは、受け取った人によって如何様にも変化することでしょう。
我々も今回のお話を作者さんから受け取って自分たちなりの変化をさせてきました。
その変化を、あなたの目で見届けてくれたならこんなに幸せなことはありません。
そして願わくばあなたの手によってこの公演が変化されますように。
それでは、また!
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