リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

ニンジャ・アサシン

2012-10-06 00:01:46 | 2012年度卒団公演『うぶわらひの映る』
はじめましての人ははじめまして、巡回中の団員のみんなはお疲れ様です。
三回生の森田です。二回目です。

タイトルは思い付かなかったので今この日誌を書きながら観ている映画のタイトルから頂きました。(DVDをもう一本借りたんですが、うちの稽古がマッドマックスだと思われたらアレなので止めました)
今のところ面白いです。ショー・コスギかっこいい。

この日誌は私の最後の日誌となるでしょう。
と、書いたら映画っぽいですかね。死んだりするわけじゃないですけど。
三回生の僕たちはこの公演をもって卒団するからです。

思えばあっという間でした。
13もの公演に参加したとか嘘みたいです。
しかし、思い返せど思い返せども思い出すのはリツゲイのことばかりです。
この一人で過ごすには広すぎる大学の中であの団員がひしめき合っているむさ苦しい狭いボックスという空間が手に入ったのはとてもありがたかったのです。

しっかし、まあ卒団に対する熱い思いとか、公演に関する熱い思いとかはWeb企画の三回生対談でしゃべっちゃったんですよね。
そういうのはそちらに期待してもらうとして、最近稽古場であったこととか少し。

稽古も佳境に入ってきました。
最近は役のシチュエーションエチュードというものを稽古の一環としています。
自分の役になりきって決められたシチュエーションの即興劇をする、といった感じです。
これで台本にはないそれぞれの役の昔話であったり、芝居中に起きていたことの補填的エピソードであったりが即興で演じられます。
これによって役者たちは芝居の中で語られる以上の細かい部分を作るきっかけを探せますし、みんなで芝居をより深く作っていく作業はなにより楽しい瞬間だと思います。

本番週まで残り一週間ということもあってみんな尻に火が着いてきました。
あと一週間でどこまで作品を深くできるか、ミスタードリラーのように深く掘り下げていきたいと思います。
ぜひ完成した舞台を観に、小ホールまでお越しください。
団員一同心から御来場をお待ちしております。

では、またどこかでお会いしましょう。
忍忍!サヨナラ!





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