リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

待て、しかして希望せよ

2016-04-22 00:04:12 | 2016年度新歓公演

こんにちは、法学部3回生の畑山です。

 

「待て、しかして希望せよ」

フランスの作家、アレクサンドル・デュマ(世界史に言う“大デュマ”)の作品『モンテ・クリスト伯』

……の翻案、『巌窟王』にある一文です。

最近では某ソーシャルゲームにも登場したので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

僕は結構ミーハーなオタクなので、実は過去公演の稽古場日誌の題も、その時流行っていたアニメのセリフを引用することが多かったのですが、中でも今回の一文は特に気に入っています。

 

このフレーズの元となった『モンテ・クリスト伯』は、無実の罪で投獄された主人公が長年の服役の後に脱獄、巨万の富を得て自らを陥れた者に復讐する物語です。

……まぁ復讐の是非はともかく、その道のりは困難なものだったといえるでしょう。

 

そんな中において登場した、この「待て、しかして希望せよ」には

『どのような困難が降りかかろうとも、希望をもって辛抱強く粘りぬけ』

……という意味が込められていると言われます。

 

公演を打つには、稽古もさる事ながら様々な準備が必要です。

もちろん、それは楽しいと思ってやる事なのですが、やはり中には困難が訪れることもあります。

 

しかし、そんな時こそ「待て、しかして希望せよ」、です。

我々、学生劇団にとっての希望は「公演を多くのお客様が観に来て下さること」、「ご来場いただいたお客様に満足していただけること」に尽きます。

そうした希望を胸に、我々も常、辛いことも乗り越えて……いければいいなぁ……と思い、一生懸命頑張っております笑

 

……と、つい長くなりましたが、以上です。

最後に、劇団立命芸術劇場2016年度新入生歓迎公演「パンパーズ」

は4月26日~28日の3日間、立命館大学衣笠キャンパス学生会館1階小ホールにて上演いたします。

 

待て、しかして希望せよ!

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