リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

楽させてもらってます

2015-06-22 22:30:00 | 2015年度夏公演
どうも、もう三回生になってしまった諸岡です。(どうも、ってとても便利です)


いや~、この時期になるともう僕たち三回生は後輩に楽をさせてもらってます。身を預けられる安心感とか、「あぁ、もう大丈夫なんだ」みたいな嬉しさと少しの寂しさが入り混じった感情なんかは後輩とか部下とかが成長した時しか感じられないんだろうなあって思いつつ、ついつい楽してだらけてしまっているように思います。入団した時の自分に「こんな風にはなるな!」と喝を入れたい。


それはさて置き、今回僕は新しいことを沢山しているなあという実感があります。やっぱり演劇って人と人とで創られるものなんだって実感と、変わっていくことへのほんのちょっぴりの不安を抱いて毎日麺を啜っています。

そんな中、先ほど僕が大好きな元プロレスラー小橋健太さんの言葉を思い出しました。


”どうゆう風に向こうが来るかわからないけど、俺は行くから。どんなものが返ってくるか怖い部分もあるけど・・行かなきゃ小橋建太じゃなくなるからね”



これだ!!これなんです!
相手がいる以上全て変わっちゃうんですよね。そんな中でも自分が自分であるため、リツゲイがリツゲイとしてお客様に向き合うためにも僕は進みます。


なんだか熱くなっちゃいましたが何となく伝わりましたでしょうか?なんだか恥ずかしいですが、今の僕が思うところは書けたかもしれません。



最後に、「反客為主」という中国の言葉を借ります。これは、客分の人が主に取って代わることや、戦争の攻防が本来と入れ替わってしまうという意味です。

劇場での本番で役者と観客とでどんなことが起こるのか、どの位せめぎ合って入れ替わってしまうのか。是非、僕たちに胸を貸していただけたらと思います。

それでは、パスタが茹で上がったので失礼いたします。乱文失礼しました。

以上、諸岡よりお客様へ愛をこめて


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