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今日は桐生の小学6年生のいじめ自殺の件で群馬県教育委員会に対し、生徒の自殺と因果関係の説明を担当者と話し合った。この件に関しては、いじめがあったからこそ、生徒が自殺したのが当たり前であって、それ以外に何の意味があって自殺をしたんだ。と云う事を20分にわたって話し合った。最終的には確かに自殺に関しては原因としていじめしか思い当りませんよね。誰だって生徒が自殺する前まで、いじめで苦しんでる事を訴えていても、学校や担任がなかなか改善しなかったばかりでなく、このクラスそのものが学級崩壊をしてること。それに対して学校はほかの教師を投入しても統制がほとんど取れない状態。とにかく最悪の状況の中で起きた事件その責任は重大であり結局、生徒は自殺を選ぶしか無かった。

私は大きな声で怒りを学校や市の教育委員会に
ぶつけたい
。今日は県の教育委員会とは話は出来たが、市の教育委員会は、担当者と話が出来ずしばらく待っていたが、外からの抗議電話があって、それからしばらくしたら会議とかで結局明日再度電話する事にした。

その次に小学校へ今日で3回目の電話をしても、何時間にわたって話し中。たぶん抗議の電話で炎上したのではないかと思ったので、明日電話することにした。ただ、最初の時の電話では、校長はいじめを否定していた。しかし段々と日にちが経つに従って真実が見えてきた。結局はいじめを認めざるを得なくなり、認める結果になった。

今まで我々も、いじめの問題を20数年やってきたが、相変わらず流れが変わっていない。とにかく文科省に3週間前、いじめ自殺の問題で私の知っている政務官の処に、いじめの実態を報告しにいった。再度今週も文科省に行き、いじめ自殺に関しての我々の意向を報告しながら、学校での校内暴力やいじめ自殺の予防教育をしてもらう為に今週行く予定。

改めて、校内暴力の実態、それによるいじめや不登校、引きこもり、自殺などの背景を話をしながら、いかに学校で起きた自殺の実態の報告がいい加減であったり、または学校や教育委員会が自殺の原因の隠ぺいを、当たり前みたいにする事例など、とにかく中には悪質な事までやる実態。それに実際、警察庁の小中高生の自殺が年300人前後亡くなっている。実際はもっと多いはずだ。ただ文科省には自殺と確定した場合だけを報告している事態、怪しいと思っている。実際はもっと多いと思っているのは各教育関係者も分かっているはずだ。

こんな事では再発防止など出来るわけがない。それに学校や教育委員会などは一切責任を取ろうとしない事が大問題であり、一般企業・警察などは特に大きな問題が発生した時には、上層部は皆責任を取らされる。それ位の緊張感がないから真剣に、校内暴力・いじめ・自殺に取り組むことにどうしても意識が薄い

今後の問題として子供の自殺があったときは、その背景の調査などを教育委員会だけではなく、外部でも専門にやっている団体の介入も必要。なぜならどうしても、調査の段階で事事件の隠ぺいをされる可能性があるからだ。それによって真実の報告を文科省に対してしなければ、いつまで経っても真の自殺予防など出来るわけがない。


 

<群馬・小6自殺>学級崩壊立て直せず 統制利かない状態に
毎日新聞 11月9日(火)15時1分配信


 群馬県桐生市の市立新里東小6年、上村明子さん(12)の自殺を巡り、学校側が学級崩壊に陥った明子さんのクラスを立て直すため、隣のクラスの担任や他学年の教諭らも授業に投入していたことが市教委関係者への取材で分かった。これにより改善と悪化を繰り返した末、最終的に学校側の統制がほとんど利かない状態になったことが、自殺の背景にあったとみられる。

 学校側は8日公表した調査結果で初めて「いじめがあった」と認めたが、この調査でも、担任の指導に従わなくなったきっかけは把握できなかったという。

 関係者によると、明子さんのクラス(児童39人)は1学期後半から落ち着きのない状態になった。日常的に乱暴な言葉遣いが目立ち、空き時間の教諭も授業に投入。いったん落ち着いたが2学期に入り再び悪化、このため他学年の教諭や校長も指導にあたった。6年には2クラスあるが、担任を入れ替えて授業をしたこともあるという。

 だが児童が勝手に友達同士で給食を食べるようになったため、9月28日に席替えで改善を図ったが、かえって明子さんは給食で孤立。その後も児童は給食の際、担任らの指導を無視するようになった末、明子さんは10月23日、自宅で自殺した。

 学校側は自殺直後「明子さんが自らの意思で1人で給食を食べていたことも考えられる」として、「いじめとの認識はなかった」との見解を示していた。【角田直哉】


桐生の小6女児自殺:学校側、原因「特定できず」 父「いじめと認めて」 /群馬毎日新聞 11月9日(火)14時42分配信
 ◇校長、調査継続を表明


. 桐生市立新里東小6年、上村明子さん(12)の自殺を巡り、学校側は自殺の原因について「特定できなかった」との結論を出した。岸洋一校長から調査結果の報告を受けた父竜二さん(50)は「いじめが原因と認めてほしかっただけに裏切られた思いだ。明子がかわいそうだ」と語った。岸校長は竜二さんの抗議を受け、今後も調査を続ける方針を表明した。【塚本英夫、鈴木敦子、塩田彩、喜屋武真之介、角田直哉】


 「いじめは確かにあったが、直接的な原因はわからない」。岸校長は午後8時から市新里総合センターで会見したが、「明子さんのこれまでの学校生活の中で、死ということを感じ取らせるような様子、言葉などがなかった」と述べ、自殺との因果関係を認めなかった。
 調査結果によると、6年1組は1学期の後半から児童の落ち着きがなくなった。担任と他の教職員が指導を行ったが改善できず、学級のルールが守られない状態になった。このころ、竜二さんが担任に対し、明子さんが悪口を言われていることを相談。担任が注意すると、悪口はおさまった。しかし、2学期には給食の列が崩れ、明子さんは孤立した。

 会見で岸校長は、1学期の学級崩壊について市教委に報告しなかったことを明らかにした。また、「うざい」「きもい」などの言葉を日常的に使っている児童がいた。明子さんは容姿について、動物をもじった造語でからかわれていたという。担任は明子さんが造語で呼ばれていることを把握できなかった。会見で、学校には他にも悪口を言われるなど、いじめを受けている児童がいることも分かった。
 岸校長は「大切な命を守ることができなかった。大変申し訳なかった。今回のことを重大に受け止め、二度とこのような悲しい出来事が起こらないよう取り組んで行きたい」と謝罪。当初、いじめの存在を認めなかったことについて「慎重にしっかりと調べていたため、いじめとの認識を示さなかった。学校不信を招いてしまったことを大変反省している」と釈明した。自身の責任については「重いと考えている」と沈痛な面持ちで語った。
 竜二さんが、さらなる調査を求めていることについて、会見に同席した高橋清晴・市教育長は「家族が納得いかないのであれば、さらに調査を深める考えでいる」と話した。

 ◇校長や教職員陳謝--保護者会
 同小主催の保護者会は午後6時から、体育館で開かれ、全学年の保護者約230人が出席した。PTA会長によると、岸校長が市教委の臨時会に提出した報告書を読み上げ「指導力が足りなかった。申し訳ありませんでした」と述べ、全教職員と一緒に頭を下げて謝罪したという。
 質疑応答では、再発防止のため「保護者と地域で取り組むべきだ」などの意見が出され、岸校長は「PTAと一緒に取り組みたい」と応じた。保護者会は約1時間で終了した。
 PTA会長は「前向きな意見交換ができ、納得できた保護者が多いのでは」と話した。一方、「いじめの中身の説明がなく、具体的な解決方法は何も出されなかった。不安が残る」と不満を口にする母親(34)もいた。

 ◇児童の心ケアなど--桐生市教委、再発防止策
 8日に行われた桐生市教委の臨時会は、新里東小と市教委の今後の対応と再発防止策が報告された。
 学校側の対応として、カウンセラーによる相談体制の充実を図り、在籍児童の心のケアに取り組む。必要に応じて児童相談所や民生・児童委員とも連携する。また、課外教員によるきめ細やかな指導も進める。道徳の授業では、命の大切さと人の気持ちを考える力を身につけさせることを目指す。学級崩壊に陥った反省から、授業中の指導を徹底させる。さらに児童の活躍できる場を「意図的に設定」し、充実感のもてる学校づくりを行うという。
 市教委としては、学校カウンセラーを2人から6~7人に増員、全小学校に週1~3日常駐させ、いじめの早期発見につなげる。いじめに関する緊急対策マニュアルを作成し、いじめの初期対応などを充実させる。また、児童と保護者に対しても「いじめ相談窓口カード」を作成・配布する。

11月9日朝刊


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