中国は軍事力を飛躍的に増強しており、他国との摩擦を恐れない海洋での活発な活動が、地域を不安定要因になっている。しかしアメリカは日本の防衛努力強化に対する期待は強い。
そして自衛隊の役割拡大を通じて、地域の安定化の為に同盟国として自衛隊の活動の拡大。それに共同活動中の米艦船が攻撃された時には、自衛隊が防護する事を可能とするなど、日米防衛指針と並行協議を開始。中国の軍事力増強等を踏まえて、見直しを議論する。
笹川良一先生の物語 第2部
日本人は日本人から逃げられない。
自分の家庭は自分で守るごとく、自分の国日本は、自分たちの力で守らなければならない。国家は家庭の延長である。この平和で美しい日本を、ならず者国家によって蹂躙され、彼らにあごで使われ奴隷になってはならないのだ。それでは今次の大東亜戦争で、日本の栄光を願いながら散っていった310万の英霊に合わす顔がない。憲法を改正し、真の自前の軍隊を持ち、徴兵制か志願兵制を施いて、専守防衛の精神を持つとき、教育の根本軸が確立される。愛国心のないところに国家も教育もないのである。
笹川良一氏は父母の教えを玉のように守り「私は子や孫のために生まれてきたのではない。世のため人のために生まれてきたのだ」 の強烈や信念に生き、そしてそれを貫き通した。国民のためには、いやしくも良心に恥づる事は断じてしてはならぬ。しかし「法律にふれることを怖れて人のため、世のために動けないようでも困る」の父の遺言を守り、その遺言どおりの生き方に徹して「愛」「慈悲」「恕」の大愛を全世界にふりまいた。20世紀の「愛の巨人」といってよい。日本の誇りにすべき人物である。
俺の魂はお前の背に付きそうているから、安心して国の為に働け。
笹川良一先生はハンセン病(難病)の撲滅に力を注いでいた。昭和61年、ハンセン病予防ワクチンの、第1号実験接種者を志願しWHOで本部でそれを受けた。笹川先生のハンセン病制圧の意気込みがうかわがれる。
笹川先生は裕福な造り酒屋に生まれたが、高等小学校だけで大学に進まなかった。小学校長のすすめで近くの寺に人間修行にやらされたが、ここで仏教と儒教(孔子の教え)を知り、「聖人、君子」を志すようになる。
私の尊敬する【笹川良一語録】
「人間としての基本の躾」
(1) 朝、両親や他人様に明るく挨拶すること
(2) 返事は明るく、誰にでも「ハイ」と大きな声ですること
(3) はき物は脱いだら必ず揃え、跡かたづけはきっちりすりこと
日本人の基本
「礼儀」 うやまう心をあらわす作法
「義理」 いやでもやらなければならない、人間としての立場からくる努め
「人情」 人間としての優しさ、柔らかさ
「節度」 度を越さないで、身のほどに合う行いの区切り
「親孝行」 親を敬いよく尽くす行い
父の教え
「法律に触れることを怖れて、人の為、世の為に動けない様では困る。俺の魂はお前の背に付き添うているから安心して国の為に働け」
世界はいずれ一つにまとまるときがくる。このとき笹川良一先生の「世界は一家 人類みな兄弟姉妹」の思想は、巨大な松明になって燃えあがるだろう。そのとき日本は国家という「個」から、地球という「公」に貢献できる立場におかれているにちがいない。笹川良一的世界への奉仕国家として毅然として高く聳えているはずだ。民族の志というものはそう高くあらねばならぬのである。
君が代
http://youtu.be/8iuYxdXFPbc