川崎市多摩区の南菅中学校３年の男子生徒がいじめられている友人を救えなかったと遺書を残し,死を以て社会にいじめの問題を告発した事件はいったい何だったのだろうか。本当に学校や教育委員会のすべての関係者の人に聞きたい。
これからという彼の人生がわずか１４歳で亡くなったが、その大きな原因が学校にあるという事を、学校の教職員はどれだけ感じているのでしょうか。
私にはとても、学校が彼に対し、取り返しのつかない事をしてしまったという自覚が、ないのではないかと改めて思いますが、どうでしょうか。
もし学校の教職員が一枚岩になって、いじめの問題に取り組んでいたならば、こんないじめ自殺まで行くことはなっかたのではないだろうか。
それに対して未だ信じられない。なぜいじめられた生徒が加害者と一緒のクラスにおいたのか。それと学校全体の動きが鈍いのと学校の考えられない指導など、一度全員解散にして新たな体制を以ていじめ撲滅運動の基本を勉強したほうがいい。
今回の両親の要望書に対しての学校の対応の順序が間違っているばかりではなく私にはあと３か月で卒業をするのを待ってるような感じがして仕方がない。誰だってあの内容だったら納得しないでしょうね。簡単に言うと心に通じないんですよね。
金澤義春物語 第４編
納豆で飢えを凌ぐ
私は負けずに、浪花節で寒さを払いのけてとうとう朝を迎えた。
が、さすがに腹が減ってたまらない。食堂に行く金もない。ぶらぶらと多摩川の土手の方へ歩いて行くと、パン屋があった。とたんに私の足は停まってしまった。パンのあのたまらないにおいが私をひきとめたのだ。いや、もう足がうごかなかったのである。
パンには１個１０円という値がついている。私のフトコロには８円しかない。私は図々しくも言ったものである。
「このパン、８円にまけてくれませんか」
パン屋が言った。
「なにを言ってるんだ。うちはこのパンを８円で仕入れて１０円で売っているんだ。８円で売れるわけないだろう」
「じゃあ、半分を８円で売ってください」
「だめだ、うちはパンの切り売りはしないんだ」
私はそのとき、金の有難さ、１円の尊さをしみじみと感じた。いい教訓だったと思うが、それは後の話。あとの話といえば、こんな話もあった。私がプレス工場で働いて初めて８千円という給料を貰った時、私はそのパン屋に行って、なんと、店のパン全部買い取った。
パン屋の主人はびっくりした顔をしていた。そのパンを工場の皆さんにプレゼントし、残りは駅前のベンチの仲間たちに分け与えた。
胸がスーッとした。この気持ちは、読者の皆さんに分かって頂けるでしょうか…
ところで腹は益々減るばかり。なにか８円で買えるものはないかと、なおも多摩川べりを歩いていくと納豆屋を発見した。
今日は千葉県の鋸南町保田の青少年育成連合会副理事長・藤島千葉支部長のところで保田の祭り。みんな元気そうでやはり我々川崎と保田とでは、ちょっと雰囲気が違いますよね。とにかく猟師町のひとは元気がいい。やはりいいですね、海は。
今年はお祭りに行かれませんでしたけど来年はみんなで一緒に行きたいと思っております。
なかなか個性的でいいですね。こういうお祭りって海はきれいだし、空気はきれいな絶好の場所。それにみんなお互いに助け合って生きていくその心意気が昔の日本人の姿なんですけどね。その点、都会は情が薄い。
藤島君はこういう姿がぴったり。日頃、忙しいとは思いますがたまには川崎のほうに来てください。
まさか普段この姿で街を歩いてるわけじゃないですよね。何か危ない集団に見られませんか。しかし祭りにはこれぐらいのファッションでいかないとね。こういう姿を見るとみんな楽しそうで祭りはこれで行かなきゃ。見てるだけでも燃えてくる。来年は行きますよ。
とにかく皆さんの活動が保田の祭りを盛り上げていますね。一般的にこういうお祭りは保田しか見られませんか？見て一番喜ぶのは子供達でしょう。
上の写真は地引網ですか？都会の人間から見ればこういう地引網は色んな魚が採れるから楽しいです。
写真を見ると神輿に見えますが、神輿ですよね。すごいインパクトが感じられます。来年もまた頑張ってください、私たちも出席しますのでよろしく。
さすがに連合会の藤島千葉支部長。元気がいいですね。来年は私も千葉支部に力を入れます。それに漁師と青少年問題の相談などを引き受けたり、特に川崎にいたときの支部長は正義感の持った武闘派。世の中の仕組みを良く知っているだけに、地元で頑張ってもらいたかったのですが、仕方がないですね。しかし保田に移っても皆と一緒に仲良く頑張っている姿を見ると、我々の会員にもいい刺激になります。いろいろ大変だと思いますが、事故と病気だけは気を付けてください。皆さんによろしく。
