風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

現代ラジオ体操事情

2008年08月03日 | Weblog
夏と言えばラジオ体操!それが小学生。ほんとは眠いし夏休みくらい
ゆっくりお寝坊したいのに朝早く起こされるし・・もううんざりっ。
なんてことも今はあんまりなさそう。
地域のニュース紙でラジオ体操の日程が紹介されていたが見て
近場の地域が10ばかりに小さく分かれているが最高に多いところで
10日ほど。少ないところはなんと4日。新学期が始まる前に朝起きの
練習をしておこうとばかり直近(しかも土・日は休み)の4日間。
多いのは7月夏休みに入って平日の4日間+休み終了前の4日間という
パターンだった。
いつからここまで短縮されたのか定かでないが、わが子供たちのときは
夏休み7月はすべて。8月は10日~20日くらいまですっぱり休みで
それでもずいぶん楽だなあと思ったものだ。
時間も7時からだし子供たちにとってはたすかる。今でも当番で親が出て
いってるのかな。働いているお母さんは免除されていたと思う。
たまに子供たちと一緒になまくら(笑)体操をするのも面白かった。

以前は夏休みといえば目一杯ラジオ体操があって地域の人たちもそれが
当たり前と思っていたのに・・朝からうるさいっという苦情に押される
ようにだんだん遠慮がちになった。地域の許容力が低くなって当り前の
子供の声がうるさいといわれるようになった(むやみに騒がしいのはうる
さいのが当たり前・・念のため)
子供が楽しくキャッチボールやドッジボールをしていたのをしめだして
ゲートボール場ができたりした。ちょっと違うんじゃあないの?と言っても
行政は選挙権のある大人向けの政策を優先していた。
子供に豪華なものを与えるんじゃなくて自然な形で楽しめるもの、という
願いは一部の声だったのかも知れない。
これでは家の中でゲームをするより仕方がなくなったのも当然のこと。
それなのに最近のこどもたちは外で遊ばないといわれ始めた。地域から
子供の姿が消え、近所の大人との接触もごく限られたものになっていった。

こんなことも近頃の子供たちの安定感のなさにも影響をおよぼしているの
かなあ・・と思うと私たちの世代ももっと子供たちのためになにかできた
のでは、おとなともっと共存できる方向にもっていけたのでは、と自責の念
にとらわれる。
コメント
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