ふた月に一度、超タイトな日々が巡ってくる。
定期刊行物の宿命だと思っている。
取材に走る中、ちょっと耳にした痛い話。
昔なじみのNさんが当地から地方へ転居したそうだ。
知り合った時から地元に根差してかなりの情報通だった人だ。
そんな彼女が忽然と姿を消してしまったのは相続問題が原因だという。
住んでいた家にいられなくなったからのようだ。
平和に暮らしているとばかり思っていたのに…。
人生にはいろいろなことがあるものだ。
転居が転機となって次の人生が豊かになることを願わずにはいられない。
写真は取材中に出合ったミニ盆栽。
こんなに小さいのに40年の歳月をかけているそうだ。
育てた人の人生の実に半分を生き続けている不思議。