ライン出版編集部

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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

ある夜の訪問者

2014-12-17 23:40:01 | Weblog
ピンポ~ン

誰かな?こんな夜ふけに。

出てみると、少しばかり離れたご近所の方が。

「ちょっと話をしてもよろしいでしょうか?」

「どうぞ、なんでしょう?」

「あなたが出している情報紙を読んで懐かしくなったのでお話しに来ました」

………

寒いですからどうぞ中へ、とすすめるも

「いえ、ここで」。

話というのは

特集で取り上げた実在の女医武谷ピニロピさんについてでありました。

地域医療に尽くした方なので助けられた患者は数知れず…とは聞いていたものの

こんな身近にいたとは!

眼科の名医で、訪問者は自分とお母様とがむかし大変お世話になったことを思い出して

懐かしくなり、話をせずにはいられなかったのだとか。

彼女のほかにも武谷病院でお世話になったという人にお会いしました。

みなさんピニロピ先生に恩義を感じているようです。

こんなに反響があると取り上げてよかったな~という思いになれます。

また、昨日は「この情報紙の編集者に会ってみたい」という人がいると

コーヒー店に呼び出されました。

彼は白瀬矗の特集号を持参して、

それにまつわるおもしろいエピソードを語ってくださいました。

へえ~、そんなことがあったんですね、ちっとも知らなかったです…といったような

ほおが緩んでしまうようなありがたいお話でした。

「何のためにやっているのだろう?」と、時々自信を失くすこともあったけれど

どこかでかすかに役に立っているのかもしれませんね。