ライン出版編集部

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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

やさしい魚

2009-09-23 00:13:44 | Weblog
19日に和光サンアゼリアで
埼玉フィルハーモニー合唱団の定期演奏会が開かれた。

団長さんより招待チケットをたくさん預かって
近所のお店や合唱活動をしている知り合いに配った。
その甲斐あって、でもないだろうが
満席で大盛況だった。

「やさしい魚」は川崎洋さんの詩に新実英作氏が曲をつけたもので
4曲から成る。

「体温計のケースに
しのばせて
手渡そうとした恋文は
とうとう渡せないまま
あれから
どこへ行ったのだったか」

というフレーズがあって
ちょっとドキッとさせられる。

このコンサートでおもしろかったのは
ジョン・ラターのレクイエム。
レクイエムといえば重い感じがするものだが、
このレクイエムは軽快でやさしい感じの曲想。
初めて聴いた。

プログラムの表紙には
ラターが学んだケンブリッジ大学クレア・カレッジの写真が使われている。

アンコールを2曲、
それが終わるまで席を立つ人がほとんどいなかったのは
このコンサートの成果といえるのではないだろうか。