* ものべの山は美しい トイレもいつもきれいにね *
久しぶりのヒカリ石登山口へやって来たのは
先週のサガリハゲの延々と続く登りが
地蔵ノ頭の登りに似ているよね?と思ったから。
ヒカリ石登山口からだと緩やかなスタートになるのがいいよね!と思う。
赤いのはメギの実 紫色のくるんとした小さい花はクサヤツデ そして白いジンジソウ
以前、崩落して通行止めになっていた場所はとてもしっかりと補修されていた。
堂床の野営場にはノコンギクが咲いていた。苔むした倒木からはニガクリタケ
沢沿いの紅葉を楽しみながら橋を渡ってさおりが原の分岐を通り越して先へ
タケニグサとミツマタの広場手前の階段は大雨で流されたのか崩れていた。 足元にはクリタケ
八丁の手前にある綱附森の分岐から綱附新道へ
とても素敵な紅葉の森が広がった!
左上 マメホコリかな? 右上はミズナラの葉っぱ 右下はヤハズアジサイ
ヒメシャラの紅葉は 錆色がかったような何とも言えない渋い色。
背の低い馬酔木が茂った所を抜けて 沢を渡って大きい岩の横を通り森を抜けていく
紅や黄色に海老茶色、引き締めるような針葉樹の深緑 イロトリドリでいつまでも眺めていたいけれど先へ・・・
ちょっと古そうな標識や新しそうな標識に従って沢沿いを辿って行くと
実が出来たトリカブトや水面に影を落とす紅葉やカマツカの赤い実や
「岩にぶら下げられたやかん」これがコッフェルとかだとそそられないのだけれど
やかんだとなんでだろう。ツボるのよ!
とても美しい紅葉を眺めつつ高度を上げて行って
綱附森から地蔵ノ頭へと続く尾根に乗ると小さいながらも紅葉した葉っぱがたくさん!かわいい!
尾根はもう落葉済みの樹が殆どで見通しが良くなっていたけれど
何本かはまだ鮮やかな葉を残していた木もあった。
左手に天狗塚の鋭角なピークが見えだすとグリコ隊長が「天狗塚へ行きたい」と何度も言うので
一人で先へ行ってもらうことにしたらあっという間に見えなくなった。
隊長が天狗塚へ行っている間に私は自分のペースでゆっくりと登ることが出来て良かった。
後ろを振り返ると綱附森へと続く尾根を一望
高度が上がってくると右手には三嶺や剣山と次郎岌も見えてきてテンションが上がる
初めてこのコースを辿った時はこの岩場がとても怖く感じて
その時はグリコ隊長がサポートしてくれたのだけど
今は一人でも大丈夫!と成長したなぁと思った。
さあいよいよ地蔵ノ頭への登り
ここからの急斜面は日差しを遮るものが無くキツクて暑かった!黄色の菊はシマカンギクかなぁ?
もうちょっとの所で振り返って綱附森方向
地蔵ノ頭のお地蔵様 お久しぶり!
天狗塚 今頃、隊長はどこら辺を歩いているかな?
ええと・・・これはどこを撮ったんだっけ?
お地蔵様から地蔵ノ頭へは相変わらずツツジの枝が張り出していて痛い
地蔵ノ頭に到着! そのままイザリ峠へ
左 天狗塚と牛ノ瀬 右 西熊山~三嶺 奥に太郎と次郎
地理院地図ではこの辺りが天狗峠(イザリ峠)だけど
ガイドブックだとケルンの辺りが天狗峠になっている。
天狗塚の方を見てグリコ隊長が見えないかな?と探すけど分からないので先へ
もうお昼を過ぎているのに北側の斜面では霜が融けずに残っていた。
お亀岩に到着
さて待ち合わせる場所を決めていなかったのでどうしようか?
西熊山で待とうかな?と思いつつグリコ隊長がやって来ないか待ってみる。
お亀岩避難小屋を眺めてそういえば、もうお昼を過ぎているしお腹も減ったなぁ。
何か食べながら休憩しようと思ったけれど
朝コンビニで買った食料はグリコ隊長が担いでくれているんだった・・・。
チョコレートを食べていたらグリコ隊長が15分差くらいでやって来た。
疲労感が出ると甘いものが欲しくなるけれど
本当の所は酸味のあるもの、酸っぱいものを食べた方が疲労感が緩和されるんだって。
グリコ隊長と合流して西熊山へ
西熊山に到着!
本日歩いてきた方向を眺める
西熊山から眺める三嶺
サガリハゲをズームで。似ていると思った地蔵ノ頭の登りは
確かめてみるとサガリハゲの登りの方がキツかったような気がした。
でも、こっちは三度目なので知っているのもあってそう感じたのかもしれない。
三嶺へ向かう。
秋晴れの中の稜線歩きは風もなく快適で、三嶺から歩いてくる人と何度かすれ違った。
お亀避難小屋に泊まる方に水場の状態を聞かれたけれど答えられず申し訳なかった。
三嶺に到着!
三嶺ヒュッテ方向 剣山には雲がかかっていた。
天狗塚方向
三嶺山頂からは遠くに光り輝く太平洋が見えた
三嶺山頂からカヤハゲに向かって下って行く テキサスゲート辺りで山頂を振り返る
カヤハゲへの登り返しは斜面の痛々しさもあって足が重く感じる
一面にススキの穂が揺れるカヤハゲ(東熊山)に到着!
三嶺を見て剣山までの縦走路を眺める。またいつか縦走してみたい。
カヤハゲからさおりが原へ
シルエットになりつつある地蔵ノ頭~天狗塚~西熊山と三嶺~カヤハゲの稜線
鹿よけネットも新たに設置されていた。
夕日が差し込む森もいいねぇ。
でも気持ちはちょっと焦るので足早に下って行く
さおりが原の巨木 トチ
さおりが原を過ぎるとだいぶ薄暗くなってきた。 ウバユリの実はいつ見ても楽しい。
このコースも何度か歩いているんだけれど、なぜかあまり記憶にないなぁと言いつつ歩く
そういえば歩いたのは早朝や夕闇ばかりだった・・・。
今度は明るいうちに歩きたい。おつかれさまでした。
距離 19.5km 沿面距離 20.2km 時間 9:20
累積標高差 + 1914m / - 1908m
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教えて頂きましてありがとうございました。
落合峠~烏帽子山ピストンを4時間ならとてもご健脚なのでは?と思われるのですが・・・。
(ガイド本を見ると5時間とありました。)
10kmのジョギングをこなされる後期高齢者の方を存じておりますが
四国の山登りをされている高齢者の方々はなんてお元気なのだろう。と、とても頼もしく嬉しく感じています。
やはり続けていることが秘訣なんでしょうね。
ばら売りも時にはお買い得ですよ!
これでリハビリはとりあえず完了で次はトレーニング開始かな?と思っています。
小桧曽山~土佐矢筈山の稜線歩きは気持ち良いですよね!
あの辺りの森はとても気持ちよく素敵なので度々訪れています。
佐々連さんの健脚なら矢筈山まででは物足りず矢筈峠までは当然でしょーd(´益`◎)オドロキマセンヨ。
次の矢筈峠~綱附森~天狗峠!楽しみです。
縦走されるのならお手伝いさせて頂きますので遠慮なくお声がけして下さいね~。
シマカンギクの変種です。
さすが!ロングコースをこの時間で歩くのは若さと経験ですね。25年前に戻れたら歩ける・と思いながら読ませていただきました・子育て・介護時代に登れていないのでもう無理だな!
昨日は烏帽子山を落合峠からピストン。4時間で歩くと心臓に悪かったです。高齢者です。
うらやましい!
今日は半年ぶりにロングコース?を歩きました。
京柱峠~矢筈峠ピストン。
江崎隊がいないかなとキョロキョロしましたが、香川の人ばかり(20人くらいおった)。
萎えた足では、矢筈山への登り返しは答えました。
ここは初めてですが、素晴らしい山。
ピストンの帰りは退屈ですが、ここは別。
素晴らしい眺望を堪能しました。
来年は、未だ歩いてない矢筈峠から天狗峠を歩きます。
ヤマレコに落とした方だと1500前後だったし・・・(´-ω-`;)ゞポリポリ
参勤交代で籠に乗り慣れていらっしゃるパパさんみたいに、上手く乗って居られる自信がありません。
結構、揺れるんですよね?
呼んで、来てくれるのであれば呼んでみたいですねー(*´σー`)エヘヘ
でもあんな所に来てくれる籠に乗ってしまったらどこか別の次元へ連れて行かれるかもs・・・
20kmで標高差2000m
お天気と景色が最高に良かったみたいですね。
やっぱ了解江崎隊は凄い👏
下りは籠呼びとうならんかった?