雨ヶ森より北西にある三角点より望む雨ヶ森
冬と秋に岩柄から登った雨ヶ森、次は春に行ってみたいねという事で
春の雨ヶ森へ またまた岩柄から登る。
登り初めてすぐにカキドオシとギンリョウソウ 8:32
キウイの棚や足山の滝への分岐標識を左手に見やりつつ植林帯の中を進んで行くとユキモチソウ
シダの新芽のぐるぐるしているのがかわいい。 登山道の標識の向こうに岩壁の滝が見えてきた。
長い杉の枝を踏むと跳ね上がって向こうずねを打ってしまう。 咲き始めのホウチャクソウ
ドキっとするような配色のシダの新芽 と栗の木にできる虫こぶはドラゴンフルーツみたいでオモシロイ。
クリタマバチが新芽に産卵してこうなるらしい。
植林から自然林に変わって再び植林帯へ まだ咲いていなかったけれどナベワリかな?
そして標高900mの標識から北東へと進路を変えて尾根に乗る
杉の葉や落葉でふっかふかな斜面にはホウチャクソウの新芽がたくさん出ていた。 9:33
大岩を巻きながら尾根に乗り先へ
やせ尾根になったり岩があったりで変化が有って楽しい。アサマリンドウも葉を広げて成長中
雨ヶ森の南東にある大屋地区へと延びる破線がある尾根が近づくと斜面が急になってきて
汗が噴き出て息も上がる。左手の自然林の方からは沢の音が聞こえてくるのが心地よい。
何度か立ち止まり息を整えつつ大屋地区から続く破線の尾根に乗る。ここまで2時間かかった 10:37
さっきまでの急登からホッとする快適な稜線歩き 切り株の真ん中に空いた穴から笹が生えていて笑う。
山頂下はまた急登になったけど、ひと頑張りで山頂へ
雨ヶ森 三等三角点 : 雨ヶ森 1390.1m 11:26
展望・・・は薄曇りでイマイチだけど石鎚山や二ノ森を眺めて少し休憩
北西にある三角点へと行ってみる 急降下の先は崩落している様でちょっとびびる 11:47
少し下った先の細尾根の向こうに薄桃色が見えたので行ってみる
アケボノツツジ
足元が危ういのであまり近寄れないのが残念だけどこの淡い桃色がなんともステキ
足元にはコミヤマカタバミ 山頂の方を振り返ると足柄へと続く尾根の方がアケボノがたくさん咲いている
でもこっちの尾根にもステキなアケボノ
こじんまりとした岩場の下りには細いクサリが垂れ下がっていてちょっとしたクサリ場になっていた。
こんなに下るの?と思いつつ先へ
癒される~
ツルシキミは今が花盛り シャクナゲはあまりツボミがないみたい
途中までは割とハッキりと踏み跡があったのだけれど進むにつれてスズタケが茂る急降下 滑る!
スズタケの斜面を抜けて今年の初シャクナゲ かわいい
四等三角点:樽ノ上 1270.22mに到着! 12:50
三角点の傍には存在感のある白骨樹とアケボノツツジ
ヤマシグレもツボミをつけていた。 引き返す 13:05
往路で急降下だった所は帰路では急登になる訳で
暑くてひーひー言いながら登り返す 青みがかったミツバツツジ
崩落地の横を登り返して再び山頂へ
シロモジと山頂の祠を見て足柄へと下りる 14:02
雨ヶ森のアケボノツツジは近くで見られないのが残念 かわいいカエデの葉
3回目だけれどやはり怖い岩場の下りをやり過ごして岩屋の前を通り過ぎる 14:37
岩屋を過ぎるとハシリドコロやニリンソウの花畑!ヤマシャクヤクは少しだけ
あちこちで群れ咲くニリンソウを眺めているとカミナリの音が聞こえてきた。
雨にならないうちにと急ぎ足で駆け降りる気分になるけど
足元はザレていたり岩ゴロゴロだったりでそれほど早くは無かったり。
ロープの貼られたザレ場は以前よりも難易度が上がっているような気がした。 15:06
グリコ隊長が見つけた何かのタマゴは誰かがつっついて食べた?それとも生まれた?
マムシグサ 沢筋を離れて植林帯の下りもザレ気味で滑りやすく要注意
沢まで降りて来てホッとする。 15:18 咲き始めのミズタビラコとシコクスミレ
タツナミソウかな?
二輪並んで咲いていたニリンソウとイチリンソウ
何年かぶりで二葉葵を見た。かき分けるとあずき色をしたかわいい花が咲いていた。
沢と別れてザレたトラバース道へ 15:34
往路で左手へと進んだ標高900m地点 15:41
あとは来た道を引き返して無事下山 クルマに乗り込む直前で雷雨になった。危機一髪! 16:11
お疲れさまでした。
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足柄コースの下山は危ない箇所があったりザレ場での足の負担が結構あるので
今回のコースを逆に回ると下山が安全になって良いと思う。
距離 8.7km 沿面距離 9.3km 時間 7:40
累積標高差 + 1359m / - 1336m
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