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ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや原っぱカウンセリングなどをやっています

じーじ臨床心理士が新潟市で公園カウンセリングをワンコイン(30分・500円)でお試し体験をしてみます

2025年03月29日 | カウンセリングをする

 こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で,じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや原っぱカウンセリングなどと訪問カウンセリングを新潟市で時々やっています。また,メールカウンセリングや面会交流の相談・援助もたまにやっています。

 公園カウンセリングや原っぱカウンセリングは,屋外で行なう個人カウンセリングや親子・夫婦の家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,お近くの公園や自然の中で,ゆっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間は,1回,50分,3,000円で,隔週1回,あるいは,月1回などの間隔で行ないます。

 訪問カウンセリングは,屋内で行なう個人カウンセリングや家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,ご自宅やお近くの屋内施設で,じっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。料金・時間・間隔は,公園カウンセリングなど同じです。

 メールカウンセリングは,メールによるカウンセリングや心理相談で,2週間に1往信で行ない,1往信700円です。

 面会交流の相談・援助は,相談はご自宅などで行ない,1回,50分,3,000円,援助はお近くの公園や遊戯施設,あるいはご自宅などで行ない,1回,60分,6,000円です。

 カウンセリング,相談・援助とも土日祝日をのぞく平日の午前10時~午後3時にやっています(すみません、年寄りなもので、夕方や週末のお仕事が難しくなってきました)。

 じーじのカウンセリングは,赤ちゃんや子どもさんがご一緒でもだいじょうぶなカウンセリングですので,お気軽にご利用ください。そういう意味では,深くはないけれども,現実の生活を大切にしたカウンセリングになるのではないかと考えています。

 料金は低めに設定させていただいていますが,月収15万円未満のかたや特別なご事情のあるかたは,さらにご相談をさせていただきますので,ご遠慮なくお問い合せください。ちなみに,消費税には反対なのと,計算がややこしいので,いただきません。

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 駅の近くに部屋を借りるなどして,本格的にカウンセリングルームを運営するような臨床心理士さんとは違って,じーじは貧乏なので,近くの公園や原っぱ,広場,河川敷,海岸,里山などの自然の中やさらには,ご自宅や近くの児童公園,屋内施設,遊戯施設などでカウンセリングをしています。 

 子どもさんや赤ちゃんを遊ばせながら,ちょっとだけ悩みごとを聞いてもらえればいいんですー,というお母さんや悩み多き若者(?)などがじーじのクライエントさんには多いです(じいじいやばあばあのみなさんもお断りはしませんが(?),尊敬すべき先輩たちのみなさんですから,できるだけご自分で解決しましょうね)。

 そういうことですので,お気軽にご利用ください。

 いわば,こころのストレッチ(!)をするような感じではないかな,と思ったりしています。 

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 通常は上記のようなカウンセリングをやっていますが,今回,お試し体験として、ワンコイン(30分・500円)カウンセリングをやってみようか,と思います。

 あまり深いカウンセリングはできそうもありませんが,軽めのカウンセリングというか心理相談は可能ではないかと考えています(時節柄,公園カウンセリングだけでなく,里山や海岸,河川敷,広場,遊園地,原っぱなどでのカウンセリングでも大丈夫ですよ!)。

 期間限定になりそうですが(なんせ年寄りで,体力に不安がありますので,無理ができません),よろしかったら,お試しください(もちろん,赤ちゃんや子どもさんが一緒でも大丈夫です)。

 お問い合わせ,ご予約は,メールで  yuwa0421family@gmail.com  までご連絡ください。

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 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人)のご紹介

 経歴 

 1954年、北海道函館市に生まれ、旭川市で育つ。

 1970年、旭川東高校に進学するも、1年で落ちこぼれる。 

 1973年、某四流私立大学文学部社会学科に入学。新聞配達をしながら、時々、大学に通うが、落ちこぼれる。 

 1977年、家庭裁判所調査官補採用試験に合格。浦和家庭裁判所、新潟家庭裁判所、同長岡支部、同新発田支部で司法臨床に従事するが、落ちこぼれる。

 1995年頃、家族療法学会や日本語臨床研究会、精神分析学会、遊戯療法学会などで学ぶ。 

 2014年、定年間近に放送大学大学院(臨床心理学プログラム・修士課程)を修了。 

 2017年、臨床心理士になり、個人開業をする。

 仕事  心理相談、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを相談、研究しています。

 所属学会 精神分析学会、遊戯療法学会

 論文 「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所  新潟市西区

 mail    yuwa0421family@gmail.com  

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大平健『診療室にきた赤ずきん-物語療法の世界』1994・早川書房-童話と物語のちからに学ぶ

2025年03月29日 | 精神療法に学ぶ

 2019年のブログです

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 大平健さんの『診療室にきた赤ずきん-物語療法の世界』(1994・早川書房)を再読しました。

 この本も久しぶり、本棚の隅に隠れていたのを見つけてしまいました。 

 何種類かの付箋とアンダーラインがあって、少しだけ内容にも記憶がありましたが、今回もなぜか(?)新鮮な気持ちで読めました。

 今回、印象に残ったことを一つ、二つ。

 一つめは、ねむり姫の童話。

 不登校になった真面目な女の子に、大平さんさんはねむり姫の童話をお話します。

 いろいろあって、女の子はしばらく休学し、その後、登校を再開します。

 大平さんは、親にできることの限界を指摘し、子どもは親から自立する時、外からやってくる他人の助けが必要になることを説明します。

 二つめは、三年ねたろうの童話。

 ひきこもりになってしまった青年に、大平さんは三年ねたろうの童話をお話します。

 人が新しい人生を生きるためには、時に内省の時期が必要と説明します。

 こんな調子で、いろいろな童話がお話しされます。

 加えて、大切だと思われたことは、患者さんが安心できる物語を提示することの大切さ。

 適切な物語を、少しのユーモアを交えて提示できる時に、患者さんは物語を納得して、新しい生きる力を獲得できるようです。

 そして、安心できる物語、それは患者さんだけでなく、周囲の者や治療者までにも力を与えてくれるようです。           (2019.5 記)

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 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介

 経歴 

 1954年、北海道函館市に生まれ、旭川市で育つ。

 1970年、旭川東高校に進学するも、1年で落ちこぼれる。 

 1973年、某四流私立大学文学部社会学科に入学。新聞配達をしながら、時々、大学に通うが、落ちこぼれる。 

 1977年、家庭裁判所調査官補採用試験に合格。浦和家庭裁判所、新潟家庭裁判所、同長岡支部、同新発田支部で司法臨床に従事するが、落ちこぼれる。

 1995年頃、家族療法学会や日本語臨床研究会、精神分析学会、遊戯療法学会などで学ぶ。 

 2014年、定年間近に放送大学大学院(臨床心理学プログラム・修士課程)を修了。 

 2017年、臨床心理士になり、個人開業をする。

 仕事 個人開業で、心理相談、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを相談、研究しています。

 所属学会 精神分析学会、遊戯療法学会

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所 新潟市西区

 mail  yuwa0421family@gmail.com  

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竹田津実『獣医師の森への訪問者たち』2018・集英社文庫-北海道を読む

2025年03月29日 | 北海道を読む

 2019年2月のブログです

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 竹田津実さんの『獣医師の森への訪問者たち』(2018・集英社文庫)を読みました。

 竹田津さんの本を読むのは久しぶり(竹田津さん、ごめんなさい)(なお、前に『北の大地から』などのブログを書いていますので、よかったら読んでみてください)。

 さて本書、すごく面白かったです(面白すぎて、つい笑ってしまうので、電車の中で読むのは要注意かもしれません)。

 竹田津さんが獣医師として北海道の小清水町に赴任してからの仲間や後輩たちとの活躍が描かれます。

 しかし、主役は北海道の野生の動物たち。

 キタキツネ、エゾリス(キタリス)、モモンガ、シマフクロウ、などなど。

 少し小さめですが(文庫本ですからね)、動物たちの写真もかわいいですし、竹田津家の子どもさんたちと動物の交流もかわいいです。

 小清水町は知床の入り口にある町で、じーじも毎年のように小清水町の道の駅を利用しますが、こんなに自然が豊かで、いろいろな動物たちがいるとは気づきませんでした、

 竹田津さんのお仲間の中には、動物たちと同じような存在になって、動物たちと普通におつきあいをしている人たちがいて、うらやましいなあ、と思いながら読ませてもらいました。

 そして、びっくりしたのは、猟師の久保俊治さん。

 竹田津さんはお仲間たちと映画『キタキツネ物語』を作り(竹田津さんは『キタキツネ物語』の作者なんです)、久保さんはそこに猟師役で出演されたそうですが、その久保さんが名作『羆撃ち』(2012・小学館文庫)を書いた久保俊治さんのことだとわかり、その偶然に本当にびっくりしました。

 また、久保さんの猟師の体験を聞いて、竹田津さんがステン・ベルクマンの『千島紀行』(先日、ブログで紹介しました)に出てくる沢口さんという猟師を思い出すところがあり、ここもびっくり。竹田津さんを本当に身近に感じてしまいました。

 今年の夏は、またまた小清水町にもお邪魔をして、じーじも少しでも動物たちを同じような存在になるべく、年老いたただのじーじの動物になることを(?)目指そうと思いました。           (2019.2 記)
 

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