ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

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精神科デイケアで絵本を読んでみました-精神科デイケアで考える

2024年08月06日 | 心理臨床を考える

 たぶん2015年ころのブログです

     *      

 精神科デイケアで勉強をさせてもらっています。

 今日は「絵本」のお話です。

 最近、精神科デイケアで絵本を読んでいます。

 疲れている時などには、絵本がこころを癒してくれます。

 絵本を読むようになったきっかけは、コラージュ用の本棚にあったたくさんの絵本。

 デイケアにはコラージュ用にかなりの本が本棚に並んでいて、じーじは暇な時に登山雑誌や旅行雑誌、そして、子ども向けの絵本などをよくお借りして読んでいます。

 特に、子ども向けの絵本は、「こどものとも」という知る人ぞ知る、うちの子どもたちも子どもの頃にお世話になった絵本がたくさん並んでいて、飽きることがありません。

 本棚から絵本をお借りしてきて読んでいると、「絵本ですか…」とか「面白いですか?」と、やや軽蔑の色のお言葉があったりしますが、心理学的に「生き残る」ことの大切さを学んだばかりのじーじは、決してめげずに、「なかなか楽しいですよ」とお話をします。

 デイケアのメンバーさんには真面目なかたが多いので、いいおとなが絵本なんかを読んではいけない、という雰囲気があるのかもしれません。

 しかし、そのうちに、興味を持ったメンバーさんがたまに寄ってきて、「面白いですか?」「ちょっと読ませてください」とおっしゃって、読書の輪ができたりすることもあります。

 子ども向けの絵本は、子どもだけでなく、おとなが読んでも面白く、楽しく、読むと元気をもらえる本がたくさんあります。

 いわばこころの栄養素です。

 これを見逃す手はありません。

 いろいろとあってくたびれた時には絵本が一番です。

 今後もデイケアの本棚から絵本をお借りして、こころに栄養を補給しようと思います。           (2015?記)


 


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