たぶん2015年ころのブログです
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精神科デイケアで勉強をさせてもらっています。
今日は「絵本」のお話です。
最近、精神科デイケアで絵本を読んでいます。
疲れている時などには、絵本がこころを癒してくれます。
絵本を読むようになったきっかけは、コラージュ用の本棚にあったたくさんの絵本。
デイケアにはコラージュ用にかなりの本が本棚に並んでいて、じーじは暇な時に登山雑誌や旅行雑誌、そして、子ども向けの絵本などをよくお借りして読んでいます。
特に、子ども向けの絵本は、「こどものとも」という知る人ぞ知る、うちの子どもたちも子どもの頃にお世話になった絵本がたくさん並んでいて、飽きることがありません。
本棚から絵本をお借りしてきて読んでいると、「絵本ですか…」とか「面白いですか?」と、やや軽蔑の色のお言葉があったりしますが、心理学的に「生き残る」ことの大切さを学んだばかりのじーじは、決してめげずに、「なかなか楽しいですよ」とお話をします。
デイケアのメンバーさんには真面目なかたが多いので、いいおとなが絵本なんかを読んではいけない、という雰囲気があるのかもしれません。
しかし、そのうちに、興味を持ったメンバーさんがたまに寄ってきて、「面白いですか?」「ちょっと読ませてください」とおっしゃって、読書の輪ができたりすることもあります。
子ども向けの絵本は、子どもだけでなく、おとなが読んでも面白く、楽しく、読むと元気をもらえる本がたくさんあります。
いわばこころの栄養素です。
これを見逃す手はありません。
いろいろとあってくたびれた時には絵本が一番です。
今後もデイケアの本棚から絵本をお借りして、こころに栄養を補給しようと思います。 (2015?記)
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ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人)のご紹介
経歴
1954年、北海道函館市に生まれ、旭川市で育つ。
1970年、旭川東高校に進学するも、1年で落ちこぼれる。
1973年、某四流私立大学文学部社会学科に入学。新聞配達をしながら、時々、大学に通うが、落ちこぼれる。
1977年、家庭裁判所調査官補採用試験に合格。浦和家庭裁判所、新潟家庭裁判所、同長岡支部、同新発田支部で司法臨床に従事するが、落ちこぼれる。
1995年頃、家族療法学会や日本語臨床研究会、精神分析学会、遊戯療法学会などで学ぶ。
2014年、定年間近に放送大学大学院(臨床心理学プログラム・修士課程)を修了。
2017年、臨床心理士になり、個人開業をする。
仕事 個人開業で、心理相談、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを相談、研究しています。
所属学会 精神分析学会、遊戯療法学会
論文 家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか
住所 新潟市西区
mail yuwa0421family@gmail.com
もう10年以上前に、祖母・父・最後の母をみんな家で看とりました。父と母2人の
介護の時は、車椅子の父と、軽度の認知症の出た母のお世話で時間的な余裕は
ありませんでした。(みんな大好きだったので苦にはなりませんでした。
時間がもっと欲しかったです)
母は甘えん坊で、毎日泊まり込みで母と過ごしました。その時に、夜はおはじき・
昔の数え歌・絵本と色々な遊びを一緒にしました。
絵本は私が読み聞かせの会に
所属していたので、家に150冊位持っていましたました。(その後子供用の歯医者
さんへ90冊寄付した)認知症のせいもあり、すぐ受け入れ、子供の様に喜んでくれました。
懐かしい思い出です。
今ではサークルに持って行って、1冊読みます。みんなとても喜んでくれます。
大人でも癒しになります。大好きです。
毎日お忙しいでしょうが、どうぞ頑張ってください。
>すばらしいお話ですね。
感動です。
絵本のすごさを改めて感じました。