ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや訪問カウンセリングなどをやっています。

エゾリスくんを眺めながらの公園カウンセリングは、こころもぴゅんぴゅん元気になります

2024年08月03日 | カウンセリングを考える

 こころの困りごと・悩みごと相談で,じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや海岸カウンセリング,里山カウンセリング,訪問カウンセリング,メールカウンセリングを新潟市と北海道東川町(夏期)でやっています。また,面会交流の相談・援助もやっています。

 公園カウンセリングや海岸カウンセリング,里山カウンセリングは,屋外で行なう個人カウンセリングや親子・夫婦の家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,お近くの公園や自然の中で,ゆっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間は1回50分3,000円で,隔週1回,あるいは,月1回などで行ないます。

 訪問カウンセリングは,屋内で行なう個人カウンセリングや家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,ご自宅やお近くの屋内施設で,じっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間などは公園カウンセリングと同じです。

 メールカウンセリングは,メールによるカウンセリングや心理相談で,2週間に1往信で行ない,1往信700円です。

 面会交流の相談・援助は,相談はご自宅などで行ない,1回50分3,000円,援助はお近くの公園や遊戯施設,あるいはご自宅などで行ない,1回60分6,000円です。

 カウンセリング,相談・援助とも土日祝日をのぞく平日の午前10時~午後3時に行なっています(すみません、年寄りなもので、夕方や週末のお仕事が難しくなってきました)。

 じーじのカウンセリングは,赤ちゃんや子どもさんがご一緒でもだいじょうぶなカウンセリングですので,お気軽にご利用ください。そういう意味では,深くはないけれども,現実の生活を大切にしたカウンセリングになるのではないかと考えています。

 料金は,低めに設定させていただいていますが,月収15万円未満のかたや特別なご事情のあるかたは,さらに相談をさせていただきますので,ご遠慮なくお問い合せください。

 ちなみに,消費税には反対なのと,計算がややこしいので,いただきません。

 お問い合わせ,ご予約は,メール yuwa0421family@gmail.com までご連絡ください。

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 エゾリスくんを眺めながらの公園カウンセリングは、こころもぴゅんぴゅん元気になりますよ。

     

    

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佐々木譲『真夏の雷管-北海道警・大通警察署』2019・ハルキ文庫-おとなの男女を描く良質の小説

2024年08月03日 | 北海道を読む

 2019年夏のブログです

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 佐々木譲さんの『真夏の雷管-北海道警・大通警察署』(2019・ハルキ文庫)を読みました。

 旭川の本屋さんで見つけて読みましたが、とても面白かったです。

 佐々木さんは北海道在住の小説家。北海道を舞台にした良質の小説をたくさん書かれています。

 本作もネグレクト気味の小学生をめぐって、警察官、母親、そして、爆弾犯人が、それぞれの立場からおとなのあり方を提示し、関わります。

 そして、小学生もそれぞれのおとなの真摯な態度に何かを学ぶようです。

 佐々木さんの小説は文章がうまく、かつ、スピード感がすごいです。その読後感もとてもすがすがしいです。

 解説の池上冬樹さんも述べておられますが、佐々木さんの小説は犯人への目線が温かで、アメリカの警察小説のように一方的に邪悪な人物ではなくて、犯罪に至る経過が丁寧に描かれているのが特徴的です。

 どこか家裁調査官の非行少年へのまなざしを思い浮かべられるようなところがあります。

 そこが佐々木さんの小説の魅力です。

 警察官も、弱さも強さも抱えている普通の存在で、右往左往してしまいます。

 特に、男女関係はとても不器用で、しかし、そこが微笑ましいですし、魅力的でもあります。

 北海道に来て、北海道が舞台のいい小説が読めて、最高の贅沢です。     (2019.7 記)

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 2020年冬の追記です

 佐々木さんの北海道警シリーズにはまってしまった勢いで、今日は『真夏の雷管』をまた読んでしまいました。

 前回からまだ半年で、あらすじはさすがの忘れん坊のじーじでもある程度は覚えていたのですが、佐々木さんの文章がスピード感があって、かつ、その表現がおとなの味わいに満ちているので、一気に読まされてしまいました。

 信ずることのすごさ、信ずる者同士の良さ、不器用でも思いやることの大切さ、などなどが描かれています。

 改めて素敵な小説だと思いました。     (2020.1 記)

 

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