ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや訪問カウンセリングなどをやっています。

北海道東川町に新しくできた図書館がすてきです!-じーじの2018北海道の旅

2024年08月22日 | ひとり旅で考える

 2018年のブログです

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 ご紹介がおくれましたが、今年の夏、北海道東川町に新しくオープンした図書館がとてもすてきです。

 町の中心部、旧東川小学校跡地の町立日本語学校の隣りに、木の香りが気持ちよい、すてきな図書館ができあがりました。

 さすがは木工、工芸の町東川です。

 まず、すごいのが、大雪山のふもとの町ということで、大雪山関連の書籍の充実ぶり。

 いったん読みだすとなかなかやめられません。

 北海道や東川町の歴史書、アイヌ民族の歴史書も充実しています。

 それから、当然、写真の本。

 北海道を撮影した写真の本もかなりあって、わたしが古本屋さんでも買えずにいたすてきな写真集もようやく目にすることができました。

 また、子どもさんの本もいっぱいで、専用の小部屋が用意されており、いつも子どもや親ごさんでにぎわっていて、ほっとします。

 じーじも読みたいのですが、あやしいじーじになりそうなので、遠慮しています。

 子どもさんにやさしく本を読みきかせている美人のおかあさんがいっぱいです。

 特筆すべきは、一部のテーブルで飲食ができる点。 

 図書館らしくない、子どもと親ごさんにやさしい設計です。

 さらに、じーじにありがたいのが無料Wi-Fi。

 コンセントまで用意されています(町民でもないのに利用させていただいて、ごめんなさい。そのかわり、しっかり宣伝をします)。

 ひとり旅のブログもずいぶんここで書かせてもらいました。

 窓が大きく、視界が広い建物なので、周囲の木々をボーッと眺めていると、文章が自然に浮かんでくることが多いです。

 隣りの日本語学校の留学生さんが本を読んでいたり、外のテラスのテーブルでおしゃべりをしていたりする姿も見られて、ちょっとした大学のような雰囲気もあります。

 こういう雰囲気は、子どもさんにも、おとなにも、将来、貴重な経験になるのではないかな、と思えます。

 いい町だと思います、東川。    (2018.8 記)

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 2020年夏の追記です

 今年もお世話になっています。

 今年は前庭に子ども用の噴水ができて、子どもたちが毎日、水遊びを楽しんています。

 子どもたちの元気な歓声でじーじも元気になります。      (2020.8 記)

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 2020年秋の追記です

 今ごろ、思い出したのですが、今年から図書館にお掃除ロボットが2台いて、大活躍していました。

 時々、立ち往生しては、ぴーいーぴーいー、とないて、そのたびに美人の職員さんが、すみませーん、と来られて、動きやすい場所に移します。

 まるでお母さんと子どものようで、なんかおかしかったです。     (2020.9 記)

 

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土居健郎『新訂・方法としての面接-臨床家のために』1992・医学書院-基本書をていねいに熟読する

2024年08月22日 | 精神療法に学ぶ

 たぶん2017年のブログです

 この時に初めて詩人キーツさんの重要さに気づいたようです    (2019. 1 記)

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 土居健郎さんの有名な『新訂・方法としての面接-臨床家のために』(1992・医学書院)を再読しました。

 もう何回目になるでしょうか。

 本は付箋とアンダーラインで大変な状態です。

 初版本はじーじが家庭裁判所に就職をした翌年の1978年に購入していますから、かれこれ40年近いおつきあいです(うちの奥さんより長いおつきあいです)。

 新訂本も25年のおつきあいで、じーじは両方の本に大変お世話になっています。

 今回は、付箋とアンダーラインの中でも、また何か新しい発見があるのではないかと思って読んだのですが、やはりありました。

 自慢には全くならないのですが、これまでノーチェックの箇所がやはりいくつかありました。

 ひとつは、有名な、わかるということは、わからないところがわかること、ということについて、詩人キーツさんの言葉である「早く事実や理由を掴もうとせず、そこに居続けられる能力」が大切、と述べているところ。

 キーツさんはいろいろな人が注目をしている詩人ですが、土居さんが引用していたのは今回初めて気がつきました。

 もうひとつは、転移についてフロイトさんが、反復強迫や想起、中間領域、遊び場、などを述べているところで、じーじはフロイトさんのこの部分を修士論文を書く時に下坂幸三さんが訳している文章を読んで感動したのですが、すでに土居さんがここで引用していることに今回まで全く気づきませんでした。

 40年前に気がついていたら、とも思いますが、やはり臨床の経験や勉強を積み重ねないと、凡人は読んでも素通りしてしまうのでしょうね。

 しかし、今になってでも、大切なことに気づけたことに感謝したいと思います。

 フロイトさんやキーツさん、まだまだ勉強していこうと思います。    (2017?記)

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 2018年9月の追記です

 先日、届いた『遊戯療法学研究』の最新号を読んでいたら、山中康裕さんがキーツさんについて述べておられます。

 やはり重要な詩人のようです。

 さらに勉強が必要です。    (2018.9 記)

 

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