ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや訪問カウンセリングなどをやっています。

七夕飾りを眺めながらの公園カウンセリングは、こころもきらきらきれいになります

2024年07月06日 | カウンセリングを考える

 こころの困りごと・悩みごと相談で,じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや海岸カウンセリング,里山カウンセリング,訪問カウンセリング,メールカウンセリングを新潟市と北海道東川町(夏期)で行なっています。また,面会交流の相談・援助も行なっています。

 公園カウンセリングや海岸カウンセリング,里山カウンセリングは,屋外で行なう個人カウンセリングや親子・夫婦の家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,お近くの公園や自然の中で,ゆっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間は1回50分3,000円で,隔週1回,あるいは,月1回などで行ないます。

 訪問カウンセリングは,屋内で行なう個人カウンセリングや家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,ご自宅やお近くの屋内施設で,じっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間などは公園カウンセリングと同じです。

 メールカウンセリングは,メールによるカウンセリングや心理相談で,2週間に1往信で行ない,1往信700円です。

 面会交流の相談・援助は,相談はご自宅などで行ない,1回50分3,000円,援助はお近くの公園や遊戯施設,あるいはご自宅などで行ない,1回60分6,000円です。

 カウンセリング,相談・援助とも土日祝日をのぞく平日の午前10時~午後3時に行なっています(すみません、年寄りなもので、夕方や週末のお仕事が難しくなってきました)。

 じーじのカウンセリングは,赤ちゃんや子どもさんがご一緒でもだいじょうぶなカウンセリングですので,お気軽にご利用ください。そういう意味では,深くはないけれども,現実の生活を大切にしたカウンセリングになるのではないかと考えています。

 料金は,低めに設定させていただいていますが,月収15万円未満のかたや特別なご事情のあるかたは,さらに相談をさせていただきますので,ご遠慮なくお問い合せください。

 ちなみに,消費税には反対なのと,計算がややこしいので,いただきません。

 お問い合わせ,ご予約は,メール yuwa0421family@gmail.com までご連絡ください。

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 七夕飾りを眺めながらの公園カウンセリングは、こころもきらきらきれいになりますよ。

 

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拓北農兵隊・天陽くん・東川町-じーじのじいじ日記・セレクト

2024年07月06日 | じいじ日記を書く

 2020年3月の日記です

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 『郷土史 ふるさと東川 Ⅲ 希望編』(1994・東川町郷土史編集委員会)を再読していたら、拓北農兵隊の記述にぶつかった。

 ドラマ「なつぞら」の天陽くんや開高健さんの『ロビンソンの末裔』のモデルとされる拓北農兵隊が東川にも入植していた。

 ほんの2~3ページの扱いであるが、きちんと記されている。

 10年ほど前にこの本を購入した時には、拓北農兵隊のことがあまりわかっていない時で読み過ごしていた。

 改めて、東川町の郷土誌編集委員会のみなさんのすばらしい仕事ぶりに敬意を表したい。

 記述によれば、東川の拓北農兵隊は6か所、43戸が予定され、昭和20年8月8日に第1陣13戸が到着、入植したが、敗戦のため、第2陣の受け入れはなく、自然消滅の形で打ちきりとなった、という。

 ここでも、時の政府の無責任な政策と、それに翻弄される庶民の苦しみが見いだせる。

 原発や米軍基地の問題をはじめとして、今も政府の無責任さは改まらない。

 庶民の味方は誰かなのかをよく見極め、時の政治に左右されない堅実な生活をしていきたいと思う。     (2020.3 記)

 

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大原槇子『クマイザサの二十三軒-東京から来た拓北農兵隊』1998・北海道新聞社

2024年07月06日 | 北海道を読む

 2020年2月のブログです

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 大原槇子さんの『クマイザサの二十三軒-東京から来た拓北農兵隊』(1998・北海道新聞社)をようやく本棚で見つけて、読みました。

 去年の夏、「なつぞら」天陽くんのことから気になっている拓北農兵隊、旭川にも戦後開拓で苦労をした人たちがいたという本書を一度読んだ記憶があったのですが、その本がなかなか見つからずにさがすのに苦労しました。

 北海道関係の本棚を半年探しても見つからなかったので、今回、思い切って、全く関係のない本棚を眺めていたところ、なんと歴史書関係の本の間に隠れているのをようやく見つけ出しました。

 久しぶりに本を手にして、今回、初めて気がつきましたが、副題に、拓北農兵隊、とあります。やっぱりそうでした。

 敗戦直前に、東京から当時の上川郡神居村共栄(今の旭川市神居共栄)に開拓に入った人たち。

 家や土地、農機具などが配給されるという政府の話を信じて入植しますが、現実は非情で、たいへんな苦労をさせられます。

 当初、23軒あった開拓農家も、開拓の厳しさに耐え切れずにどんどん減ってしまいます。

 そういう歴史と政治と自然に翻弄される庶民の苦労が綴られます。

 じーじが育った旭川に、そんなに苦労をした人々がいたことを、じーじは小学校でも、中学校でも、高校でも習ったことがありませんでした。

 歴史教育の貧困さと偏り、視点のまずさを感じます。

 今回、再読ができて、本当に勉強になりました。

 今年の夏は旭川市神居共栄の地を訪ねて、開拓者の苦労を感じ取りたいと思います。     (2020.2 記)

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 2021年6月の追記です

 この時、書き落としてしまったのですが、この開拓農家の人たちの苦闘をモデルにした小説が、開高健さんの『ロビンソンの末裔』です。     (2021.6 記)

 

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