ココロの居場所

平穏な居場所を求めるべく、日々、感じた事を掲載していきます。

北山修氏の対談と最後の授業について

2010-08-20 23:25:38 | テレビ番組
「1960年代、大ヒット曲「帰ってきたヨッパライ」で日本の音楽シーンに"革命"を起こしたといわれる音楽グループ「ザ・フォーク・クルセダーズ」。実質1年で解散したこの伝説のバンドのオリジナルメンバーの1人に北山修さんがいる。"作詞家・きたやまおさむ"として「戦争を知らない子どもたち」「あの素晴しい愛をもう一度」などの名曲を手掛けた人物でもある。「フォークル」解散後の北山修さんは、精神科医の道に進み、九州大学で今年の3月まで18年間教鞭を執っていた。」(NHK-FMブログより引用)    重松清氏との対談で、北山修氏は、カウンセリングのあり方として以下のように述べられてます。「言葉にすると、うそになる。または、その時だけの言葉、つまり、ここだけの話というのがある。そこがあると、さらけだせる。」そういう状態が、素直な自分の状態なのだと解釈しました。「たとえば、電車に乗って、二人、横並びに座って、景色を眺めながら話すと、ぽつり、ぽつり、素直に話せるし、沈黙にも、耐えられる。対面している時は、そうはいかないし、本当のことを言ってないことが多い。」話は変わって、最後の授業で、セルフモニタリングについて話されています。「「みんな」というものには、脅威を感じる。なぜなら、人間は自分が見えてない。だから、どのように見られているか心配になるのだ。従って、正確に自分を見せてくれる鏡が欲しいと考える。映像機器、カメラ等。(テレビにでると鍛えられます。)」これは、地下鉄に乗っていると、向かえのガラス窓に自分の姿がリアルに写しだされます。これって、セルフモニタリングだと思います。

NHK-FMブログ
http://www.nhk.or.jp/fm-blog/200/54683.html