らるるのIT業界ピックアップニュース

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「つながる家電」は売れるのか

2005年05月31日 01時38分05秒 | 業界動向
[ITmedia ライフスタイル] 今年の冬、“つながる家電”が市場を席巻する?
家電(特にAV機器)同士をネットワークでつなぎコンテンツを家庭内でやりとりするいわゆる"ホームネットワーク"(このBlogではこの用語を使ってます)についての話題です。どうつなぐのかのルールを定めたDLNAガイドライン(プロトコルとはいえない)に対応した機器が今年冬にもたくさん出てくるのでは、という期待を持たせてくれるような記事となってます。

現在の問題はやはり相互接続性ですね。「本当につながるのか」は消費者にとってはかなり気になる点でしょう。現在もそこにフォーカスが当たった議論がよくなされます。しかし、清水理史氏もよく指摘するように、そろそろ「本当につながるのか」よりも、「つながるとどう使えるのか」を模索すべき時期にきているかと思います。つながったところで、使いやすくなければ誰も使ってくれないでしょう。幸いなのかはわかりませんが、DLNAではインターフェースなどの使い勝手の面については何も言及されてません。こここそ、メーカ各社やソフトメーカがこぞって競うべき場所じゃないでしょうか。のんきに構えていると、「Windowsの10フィートUI」みたいなのに押し切られてしまい、そのままデファクトスタンダードになり、テレビにWindows搭載なんて笑えない自体になりかねません。

実現できるサービスという面では、Link de 録ネットdeダビングが先行してます。でもやはり、相互接続という面でまだ弱みがあります。どこがこのホームネットワーク競争を勝ち抜くのか、興味があるところです。(というか私が競争するんですか・・・)