goo blog サービス終了のお知らせ 

らるるのIT業界ピックアップニュース

日々IT系ニュースサイトを巡回して興味を持ったニュースをずらずらと紹介。

アナログ停波後の使い道案がほぼ固まる

2007年05月15日 01時44分22秒 | 業界動向
[SlashdotJ] アナログテレビ跡地の電波利用の大枠ほぼ決まる
今更は戻れない(デジタル放送をやめることはできない)段階まではきていますが、相変わらずアナログをやめる方向はよくわからない感じの今日この頃です。で、アナログ停波後の使い道の案が出てきているようで。

今回の案を見る限りは、なんか急いでアナログ停波であおらなくてもいいような気がしないでもないような。この程度の案なら、逆に「アナログ停波延期」なんて話も現実味を帯びてきてしまう、とか変に心配してしまいます。

本気で Ultra Mobile PC を目指す Intel

2007年04月20日 00時59分58秒 | 業界動向
[PCウォッチ] 小型化への道筋が見えたUMPC (本田雅一の「週刊モバイル通信」)
今回の一連のIntelによる Ultra Mobile PC 計画は、以前の後藤氏の記事の話が正式に発表された、という感じでしょうね。XScaleを捨て、x86互換CPUをあわよくば組み込みの世界にも持って行こうというIntelの戦略が語られています。

ただ本田氏は、CPUをただ小型化省電力化すればよいというわけではない、と指摘してます。小型デバイスには小型デバイスに特化したソフトウェアなりUIなりが必要で、これまでソフトウェアはMicrosoftのWindows(やLinuxなど)に任せっきりだったIntelが、組み込みなどの分野でのソフトウェア部分をどう補っていくのかが課題だ、と締めくくっています。

東芝製の HD DVDプレーヤでIntelのCPU(というかPCプラットフォーム全部)が使われたりしてますが、そういう使われ方を期待されてるんでしょうかねぇ。

メディアプレーヤで火花を散らすAdobe vs MS

2007年04月18日 02時35分36秒 | 業界動向
[ITmedia エンタープライズ] インターネットアプリで火花を散らすMSとAdobe、チゼンCEOは「真の革新」を強調
今から思えば、AdobeによるMacromedia買収が発端ってことなのかな。Flashを手に入れたAdobeはその後、FlexやApolloといった開発フレームワークで支持を得つつあります。

それに対しMSは、WPFをベースにしたSilverlight(WPF/E)でFlash対抗色を強めています。まぁ.Net Framework構想自体はMSはすでに2000年に発表してますが、さすがに当初考えていたものと今のものとは大幅に異なっていることでしょう。

Netscape vs InternetExplorer のような戦いがまた始まろうとしているというところでしょう。

mixiへの登録に携帯電話メールアドレス必須に

2007年03月20日 01時27分24秒 | 業界動向
[Internetウォッチ] mixiの新規登録時に携帯メールアドレスが必須に
複数アカウント使用を禁止するための措置かと思われますが、結果的にケータイ持ってない人は参加する資格すらないということですね。で、今後新規登録する人は、(メールアドレスとは書いていますが実質的に)ケータイの端末IDを担保にされちゃうわけですね。一度強制退会を食らわされてしまうと、同じケータイでは二度と登録できなくなる可能性もあり得るでしょう。

通常のPCを対象としたときの認証の限界からやむなくケータイを利用するという対処になったんでしょうが、今回の対処はいろいろと論議を生む可能性があります。いずれにしても、mixi側としてはこれ以上は人は増えなくてよいと思っているのでしょう。

テレビはただのディスプレイへと退化する

2007年03月01日 02時13分23秒 | 業界動向
[PCウォッチ] Windows Media Centerとアクトビラってライバル?(笠原一輝のユビキタス情報局)
正直言って、アクトビラとPCとでは全く勝負にならないと筆者は思っている。
TVというのはハードウェアとしてのTVで、すでにTV放送受信機能やゲーム、インターネットなどを1つに扱えるPCという機器や、ゲームコンソール、HDDレコーダなどが登場している今、ハードウェアとしてのTVは単なるディスプレイになるのがもっとも自然な道であり、それにあらがうことは不可能なのではないかと思う。
私もチューナ不要論を考えていた頃がありましたが、今ならいえる、「~ではないかと思う」なんて自信のない書き方ではなく、今後間違いなく「テレビはただの映像表示ディスプレイへと退化する」と断言しておきます。

短い目で見れば、バイデザインなどの価格競争路線と、インターネットアクオスのようなテレビを超えた機能を乗せた路線とに、2分化されていくでしょう。

GyaOがテレビ向けSTBを正式発表

2007年02月02日 02時00分35秒 | 業界動向
[ITmedia +D LifeStyle] GyaOがテレビで楽しめるSTB「ギャオプラス」
すっかりYouTubeに話題を上ばれきってしまった感のあるGyaOが、テレビ向けのSTBを発表しています。世間的には今更感のある発表にとらえられるでしょうが、個人的にはかなり注目しています。

今でも映像コンテンツは放送波経由が主流ですが、それが通信越しが主流になっていくのかそうでないのか、というあたりはかなり前からの注目される点となっています。WindowsXP MCEからViivからAppleTVから、通信越しの映像コンテンツ配信が主流になったときの覇者をねらう企業は数多くあります。

限定で2万4800円ということで、値段としては一応は許される範囲かと思われます。1万台の台数限定は、流行るのかどうか確信が持てないからでしょう。Windows CEなのは、DRMにWMP技術を用いていて選択肢がなかったのでしょう。このへんの制限は、Flashを用いるYouTubeの方が緩くてすむでしょうね。

下地としてはこれで十分なので、あとはコンテンツの充実とYouTubeに流れてしまったユーザをどう振り向かせるかでしょう。

gooラボが閲覧履歴管理ツール発表

2007年01月25日 00時48分41秒 | 業界動向
[ITmedia News] 「あのページ、どこだっけ?」を解決 gooラボ、ブラウザ行動履歴記録サービス
IEには「履歴」機能があり、閲覧したページの履歴を日にちごとにまとめて表示することができます。が、よく考えれば、なんで今まで日にちごとにしかできなかったんでしょうか。時間情報も一緒に記憶し後で時系列に並べれれるようになってれば、今よりも遙かに使いやすくなっていただろうに。

とまぁ、そのへんの閲覧履歴の管理と、検索エンジンに入力したキーワードと、リンクをクリックしたときのアンカ文字列などなどをまとめて保存しておいて、後でそれらの閲覧履歴を検索するなどのことができるようにするツールとのことです。今までなかなかありそうでなかったツールといえるでしょう。とりあえず、閲覧履歴を時系列に並べる機能を充実させてくれると個人的には非常にありがたい。

細分化するVistaラインナップ

2007年01月19日 00時26分12秒 | 業界動向
[ITmedia News] Windows Vistaに「ダウンロード購入」や「家族割引」オプション
普通の人にはWindowsXPのProとHomeの違いすら危ういというのに、Vistaではもう爆発しているとしか言いようがないくらいの多さのラインナップになりそうです。

Home Basic/Home Premium/Ultimate/Business/Enterpriseがあり、それぞれには32bit/64bitがあり、DSP版とパッケージ版とボリュームライセンスがあり、パッケージ版にはフルバージョンとアップグレードとアカデミックがあり、んで今回の割引でしょ。。

まぁWinXPも末期はかなりひどいくらいラインナップが爆発していましたが、WinXPの場合はラインナップが爆発していることをあまり知られていなかった分だけましだったのかもしれません。

で、Vistaベースのサーバもそのうち登場し・・・

規格化競争気味のメモリカード市場

2006年12月12日 00時24分50秒 | 業界動向
[ITmedia News] 転送速度は「PRO」の3倍 「メモリースティックPRO-HG」開発
"HG"というネーミングにつっこむ人は多いと思うんで、そこはあえてスルーで・・・

事実上、今後も発展しうるメモリカードの規格はSDカードとメモリスティックの2つに絞られたといって過言ではないでしょう。コンパクトフラッシュは、ただのメモリカードとは少し違う分野でもう定着しきってしまってますが。

SDIOなどの機能とシェアからすればSDカードの勝利といってもいい具合にまできてはいますが、ソニーがまだしぶとくメモリスティック路線を続けています。PS3やWiiを見ればわかるのに、なぜこんなにしぶとくがんばるんだろう・・・

ただ、ここにきてちょっと規格化そのものを競争ネタにしてしまってる感があります。もともとサイズでは不利だったメモリスティックがDuoなるものを登場させ、それに対してminiSDなんてものが登場し、さらにMicroSDなるものが登場し、メモリスティックマイクロが登場し、メモリスティックProがあって、SDHCがあって、んでこのHGと。正直、スマートメディアとxDが現役だった頃の方がまだわかりやすかったんじゃないでしょうか。

こうやって規格が混沌としてくると、全く新しい規格がわかりやすさで次世代を獲得するなんてことがあるように思えなくもないです。

ブラックリスト型スパムフィルタの問題点

2006年12月01日 02時32分00秒 | 業界動向
[Internetウォッチ] 迷惑メール対策ブラックリストの功罪について「Spamhaus」と国内ISPが議論
RBLが利用されている事実をユーザが知らないってのは問題外として、IPアドレスは業者やサービスによっては占有できるとは限らないのでブラックリスト型フィルタではとばっちりを受けてしまう可能性があるのはさけようがないですね。ブロック単位でのフィルタも仕方がない点も多いでしょう。某ちゃいなー管理のIPアドレスなんかだと、whois検索した時にブロックがわかりにくいようにわざと小さいブロックに区切りまくって登録していたりと、もうなんでもアリな状態です。

しょぼいながらもメールサーバを運営している私からの意見としては、OP25Bを導入するのもいいけど、代わりにISPの公式のメールサーバのIPアドレスがわかりやすいようにして欲しいってのもあります。ISPの公式サイトを見てもどこにも載ってないんよねぇ。。っとか思いながら今nslookupしてて気づいたけど、txtレコードにspf1をちゃんと書いてくれてるISPが意外と多い。ちゃんとこっちを使えってか、さいでっか。

で、最後にISPの人のまとめてくれてるコメントが記事に載ってたりしますが、結局OP25B, SubmissionPort, SPF, DomainKeysなどの対応を地道にやっていくくらいしか対処のしようがないんですよねぇ。電子メールが使い物にならないから、SNSやらメッセやらBBSやらが流行っているという面も多少はあるかと。

百科事典のあるべき姿とは

2006年11月24日 04時46分00秒 | 業界動向
[SlashdotJ] Wikipedia は広告の為の場所ではありません
インプレスのインターネットウォッチのコラムとして書かれたSEO記事の中でWikipediaに自社の項目を自分で追加しちゃおうというのがあり、これがWikipediaの私的利用や営業に当たらないか、ということでいろいろと指摘がきているようで。ただこれは微妙な問題である気もします。

Wikiepdiaサイトポリシー的にはこういう広告まがいのものは基本的にはNGっぽいです。しかし、曲がりなりにも「百科事典」を名乗るなら、載っていないものはないのを目指すのが本来の姿でもあるように思えます。

つまり、「Google」という単語が載ってない辞書なんて考えられないっしょ?「ホッチキス」が載ってない国語辞書なんて考えられません。「デジカメ」がOKで「CO-CONV」(あくまでとある零細企業の1例です)がダメとなるならば、その境界はどこなのでしょうか。

意図的に削除とかいうたぐいはさすがに弾かれてしかるべきだとは思いますが、自分で自分の項目を追加するのもNG・・・なんでしょうか。

NHKアーカイブ オンデマンド は2008年内開始を目指す

2006年11月16日 02時20分00秒 | 業界動向
[Internetウォッチ] 見逃した番組を楽しめるNHKオンデマンド、2008年内にも開始の見込み
法整備の問題は一段落し2008年内にはスタートできそうな体制になったものの、
和田氏は、「NHKだけでなく、出演者にも利益となるルールを根気強く確立して、視聴者の期待に応えたい」と語った。
こっちの問題は山積みになりそうですね。NHK技術研はかなり前から準備しててもうサービスをスタートしたがってるという現状だとかいうような話をどこかで聞いたような気がする。

JavaがGPL化へ

2006年11月14日 02時38分34秒 | 業界動向
[ITmedia エンタープライズ] [WSJ] Sun、JavaをGPLでオープンソース化
「オープンソース化」ってのと「GPL化」っていうのはまたちょっと違うと思うんだけどねぇ。JRL(Java Research License)があったりと、少々ややこしくなっていたとはいえ、GPL化ですかそうですか。

で、GPLになって何がどう変わるのか私には全くわかりません。そのへんは、私よりもはるかに詳しい人がおいおい解説してくれるということで(ぉ

Intelがx86系の超低消費電力を開発中

2006年10月24日 02時20分18秒 | 業界動向
[PCウォッチ] Intelのもう1つの次世代CPU「LPP」 (後藤弘茂のWeekly海外ニュース)
IntelがXScaleを手放した理由の一つがこれだったんですね。x86にこだわることで、組み込みのような超小型端末でWindows(の2kやXP)を動かせることをメリットとしていくのでしょう。そのあたりは、もろUMPCの思想と重なっていきます。ただ、MicrosoftはEfficeon(AMD)へ流れていたりと、必ずしもIntel+Microsftという構図でもないようです。

後藤氏得意の突っ走り気味の記事になってますが、まだ推測の域の情報が多いようにも思えます。UMPCのためだけに用意するっていうのも考えにくいですし。