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百科事典のあるべき姿とは

2006年11月24日 04時46分00秒 | 業界動向
[SlashdotJ] Wikipedia は広告の為の場所ではありません
インプレスのインターネットウォッチのコラムとして書かれたSEO記事の中でWikipediaに自社の項目を自分で追加しちゃおうというのがあり、これがWikipediaの私的利用や営業に当たらないか、ということでいろいろと指摘がきているようで。ただこれは微妙な問題である気もします。

Wikiepdiaサイトポリシー的にはこういう広告まがいのものは基本的にはNGっぽいです。しかし、曲がりなりにも「百科事典」を名乗るなら、載っていないものはないのを目指すのが本来の姿でもあるように思えます。

つまり、「Google」という単語が載ってない辞書なんて考えられないっしょ?「ホッチキス」が載ってない国語辞書なんて考えられません。「デジカメ」がOKで「CO-CONV」(あくまでとある零細企業の1例です)がダメとなるならば、その境界はどこなのでしょうか。

意図的に削除とかいうたぐいはさすがに弾かれてしかるべきだとは思いますが、自分で自分の項目を追加するのもNG・・・なんでしょうか。