岡山のホームページ作成屋さんが製作しながら徒然に

小さなホームページを研究する会で

成功率が高いということはいいことなのか?

2014年04月01日 | スポーツ

為末大さんのtwitterの覚書


スポーツをやっていると、結果が全てだと強く思っている人に時々会う。
基本的にはそれは動機の強さにつながっていい効果が多いのだけれど、あまりにも結果に潔癖になりすぎると、皮肉な事に結果にこだわりすぎて結果が出なくなったりする。

チャレンジはある一定の失敗の確率を含む。失敗の確率が低いものはチャレンジではなくただの実行。
チャレンジし続けるという事は失敗するリスクを取り続けるという事なのだけれど、結果に潔癖な人はこれを恐れる。
失敗は消せないものだと考えている。

結果に潔癖な人は成功するというより、成功しそうな事しかやらない。
だからチャレンジの数が人生で少なくなっていく。チャレンジは自分に限界を超えさせて、成長を促す。
そのチャレンジが不足するという事は長く見ると成長が滞り、結局結果が出なくなっていく。

絶対負けない方法がある、それは戦わない事。やるからには結果を出さないという価値観が強すぎる人は、いずれやらなくなる。
やらないから経験がなく、全て頭で考えた世界で生きる。
プライドが肥大化し、そして現実とどんどん剥離する。

結果に潔癖な人は例えば90%成功する事が成功だと思っている。でも人生は例えば一つ成功すればいい。そしてそれに挑む回数には制限がない。
例え成功率1%でも、数打てば当たる。そして当たればそれまでの失敗は全て”意味があった”と評価される。

思いっきり挑戦して、失敗すれば笑う人も馬鹿にする人もいると思う。そういう時は自分も一緒に思いっきり笑えばいい。
そして気が済んだらまた挑戦する。
結果は運だけれど、挑戦は選択。勇気を持って選択し続ければ本当に勇気がある人間になれる。





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