どんなに凶悪な事件でも、加害者の救済ばかりの司法制度にうんざりしていました。
「女性が生き返るという発想は荒唐無稽で到底信用できない。
起訴後、6年半以上経過して、安田弁護士に会ってから急に新供述を始めたのは不自然。
弁護団が組織されたことにより、何を言っても弁護してもらえるという思いから、被告の心に芽生え始めていた反省の気持ちが消えてしまったと考えられる。
新供述は死刑回避のための虚偽供述であり、酌量すべき事情を見いだす術(すべ)がなくなった」
一筋の光が差し込んだような判決だったと素直に思いました。