岡山のホームページ作成屋さんが製作しながら徒然に

小さなホームページを研究する会で

コカコーラ・クラシック

2014年10月28日 | ブランディング

昔、ライバルのペプシに追い上げられていたコカコーラ。
社内で開発を進め絶対的な自信を持って、新しいコカコーラを発表しましたが、アメリカを中心に、消費者の猛然たる反発をくらってしまった。

最初は、新しいコカコーラの味にそのうちに慣れるだろうと思っていたのが
(実際、社内のテストでは絶対的に好評だったわけだから)いつまで経っても反発が止まない。
新しいコカコーラを、流しに捨てる消費者のニュースが流れるなど、PR的なダメージが続いて、ついに、対応を迫られる。

それまでの伝統的なコカコーラを、「コカコーラ・クラシック」というかたちで復活させることを決定。
アメリカでは番組を中断して臨時ニュースとして伝えられたという。
そして、「コカコーラ・クラシック」は、いつの間にか元通り「コカコーラ」に。
「新しいコカコーラ」は自然消滅。


いつも改良を重ねるから、飽きやすい顧客を維持できるという飲食店も多い中、こういったこともようです。

それとも常習性があるからなのでしょうか...




選んでもらえる物、これが有るのか無いのか?

2014年10月24日 | ブランディング

例えば、今朝読んだ新聞で、何件の広告を思い出せるだろうか? 

思い出せない人が多いのではないだろうか? 

実際朝刊には100件近くの広告が掲載されている。朝刊の広告は、世の中の広告でも比較的高価。
それでも消費者の記憶にとどまっているのはわずか...。

生活者は、世の中にある情報のうち何%を消費しているのか?という計算ができる(?)そうです。
消費情報量は2.87×10の17乗ビットで答えを出すと0.004%。2万5000件につき、たったの1件。

とにかく世の中には情報が氾濫している。広告も情報の一種だ。つまり広告の効果もますます下がっているのである。

流れている情報の中で、キラリと惹かる選んでもらえる物、これが有るのか無いのか?




回り道があって成り立つ危険

2014年10月21日 | ビジネス

身近なところだと、

蛍光灯は切れないものが作れるが、儲からないので作らないようにしている...

というのがある。

ブロードバンド通信利用としての電力線通信が可能になったと10年ほど前にニュースになったが一向に実施されない。

調べてみると


ブロードバンド通信として屋外電力線を使用する高速電力線搬送通信はBPL (Broadband over Power Lines) と呼ばれている。当初(2002年)日本においても、電柱から建物内へのブロードバンド通信の引き込み線として既存の電力線を使用する形態での利用が考えられていたが、電力線からの漏洩電磁波レベルが大きいことから実用化は見送られた。

とある。


水で車が走らせるということは随分前から実証されているが一向に実用化されない。
日本が使用するガソリンは約6000万キロリットル、リッター150円として9兆円の市場。

水がガソリンに置き換われば石油会社に取っては死活問題。(中東戦争はなくなるだろうに...。)

電力売り上げが15兆円、そのうち燃料代が半分の8兆円。合計すると17兆円の市場の既存利権勢力にとってはあってはならないものなのかもしれない。

ちなみに、1998年にアメリカの発明家スタン・マイヤーと言う人が水で走る車を発明しました。

水を電気分解して、水素を発生させエンジンに送り込み、酸素を混合して爆発させるというごく単純な仕掛けですが1ガロン(3.785リットル)の水道水で100マイル(160キロメートル)も走ると言うサンドバギーを作っています。

普及させない勢力が怖い..


MURDER of STAN Meyers for his Water Powered CAR




ヘボン式

2014年10月17日 | 旅情報(海外)

昔旅行会社にいたこともあり、パスポート表記が気になって仕方がない。

外務省が、ヘボン式を推奨していることもあり学校でならわされるローマ字が訓令式というのが不思議でした。

お客様の会社やお店の表記も気になる。

ですが、少し調べてみると

ヘボンという式ローマ字は、幕末に日本に来たアメリカ人宣教師ヘップバーンが考案した。
アメリカ人が考え出した結果、ヘボン式ローマ字は、英語を話さない国民には非常に読みにくい表記法。
例えば町という言葉をヘボン式ではmachi。
これをフランス人に読ませれば、マシと発音するでしょうし、ドイツ人に読ませればマヒと発音する、イタリア人に読ませれば、マキと発音するでしょう。
この点、訓令式でmatiと書けば、どこの国の人が読んでもマチという音にかなり近い音を出してくれるはずです。
このような例はいくらでも上げることができますが、このように、訓令式の方が、より多くの国民に、我々日本人が期待している発音を期待しうるという点で、訓令式の方が、グローバリズムという観点に立った場合優れている。



という意見があった。

納得したので、少しやわらかくしようと思います。




裏切るブランディング

2014年10月14日 | ブランディング

美辞麗句を並べ大げさに書くことで、一時的に売上を上げたり来店を増やすことはそんない難しいことではありません。

ですが、想像と違う思ったのと違うのなどとなると不信感クレームになりがちです。

商売はリピーターがあってからこそ、継続できるもので、湧き水のごとくお客様が来てくれるものではありません。

より多くのお客様に来ていただく、そして、ホームページで見たこととの相違が少なく、満足してリピーターになってもらえる。

この流れを大切にして、ひとつひとつ考えていかねばなりません。

写真は、ロンドンにある元トイレだったカフェ..

いい意味で裏切るサイトも面白い。



平べったいアイコンに思う時の流れ

2014年10月08日 | ブランディング

アップルの手間ひまかけた感じが好きでした。

アイコンひとつとっても妥協を許さない感じがあったし、大企業らしからぬこだわりの追求に惹かれておりました。


使い古された言葉「ジョブズ亡き後のアップル...」

効率だけを追求すると、結局、画一的なものしか生み出せなくなっていき、企業の売り上げも利益も下がっていくんだと思う

「顧客を熱狂させる」商法は、非効率的なのでしょう。




ランドセルは確かに流行る要素を持っている

2014年10月01日 | ブランディング


海外セレブの中でもファッショニスタとして絶大な人気を誇るズーイー・デシャネル(知りませんが)の写真。

背負っているのは、なんとランドセル。

この写真をきっかけにランドセルが流行るとか流行らないとか..という記事がありました。


江戸幕府陸軍の将兵の携行物を収納するための装備品として、オランダからもたらされた背嚢(はいのう、バックパック])のオランダ語呼称「 ransel」が語源で(「ランセル」または「ラヌセル」)がなまって「ランドセル」になった?


もともと欧米の若い女性の使用例があり、ヨーロッパでは日本の独自グッズの中でランドセルはかなり人気のあるグッズのようで、素材の質の良さ、丈夫さ、背負ったときのシルエットのかわいらしさなどが理由だとか...


流行るのかもしれないと思う今日このごろです。