五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

カミングアウト

2013-05-10 18:35:46 | 私の周りの人
実は、次女が離婚したことを実家の母にはまだ話していなかった。
あれこれといつも良からぬ方向に物事を考えるネガティブな母にはなかなか言えないでいた。

長女の結婚式もあるし、もうカミングアウトしないとまずいなあ、と思い、
今日チャンスがあったので、思い切って言いました。

前振りで、「あんまりいい話じゃないんだけど」と言ってしまったので、
母は、心臓がバクバクしたと思います。

次女が離婚したことを話すと、内心な~んだ、と思ったのでしょう、
ちょっとホッとしたように見えました。

その前に、私に、「オメ、痩せたんでないか。骨と皮ばかりでねが。」と言っていたので、
きっと私が、ガンの宣告を受けたとか、
ダンナがリストラにあったとか、
短い時間にあらゆるよからぬことを想像していたのだと思います。
(ちなみに私は十二分に肉もついています)

離婚なんて世間によくあることだし、と慰めるように母は言い、
しかし、どうやって子供二人を見ていくのだろう、と嘆いてもいました。

それよりも、母は他の人はみんなすでに知っていて、自分だけが知らなかった、
ということがショックだったみたいです。

同居している妹がひと言も離婚の事なんか言わなかった。
(そりゃそうでしょ。私がいう前に言っちゃまずいと普通の人なら思う)
オレに隠している事は他にもっとあるに違いない。
という被害妄想に陥って、
「この間も孫から来た荷物が前と住所が変わっていた。オレに何か隠しているに違いない。
誰か男の人と一緒に住んでいるんでね~べな」

イヤ、母さん鋭い、女の予感?母の予感?祖母の予感?当たっていますよ。

その事実を知っている私は、素知らぬ振りをしましたが。