■ラッコマンの喫茶室■

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インスパイア 峠インプレ

2017-06-04 | 日記

↑ (写真:日産セフィーロ)

インスパイアUC1で石北峠を越えた。

つづら折りの続く峠をインスパイアで走るのは初めてだ。

で、その感想が以下のとおり。

1 さすがに250馬力。パワーには余裕がある。

2 きついコーナーが続く場面では、車体の重さ、エンジンの重さからくるアンダーステアが顔を出す。

3 路面が荒れていたこともあって、カーブでは路面からのショックが強く出る。

4 攻めた走りをすると、ガバガバとガソリンを食っていたような気がする。

 通常、旭川~札幌間の一般道では15km・Lも走ってくれるインスパイアだが、今回の最終燃費は12km・Lになった。

 どちらも信号のない田舎道なので、燃費の悪化はほぼ、峠の上りで費やしたようだ。

 まぁ、12km・Lでも、3000ccのクルマとしては立派かな。

5 荒れたカーブでは、格安アジアン・タイヤの本性が見えてくる。基本的なグリップが足りない。ちょっと怖い感じだ。

6 総合的に言えるのは、インスパイアはコーナリングマシン・峠マシンではないということ。

 車体の重さがすべてを決定づけている。パワーがあってもアクセルを踏めないのだ。

7 こうした点では、同じv6エンジンを積んだ日産セフィーロの方が楽しかった。

 2000ccだったのでパワーはなかったが、バランスが良かったので、やや速い速度でコーナーに入っても恐怖感がなかった。

 ちょこっとアクセルを戻してやるとタックインが起こり、スムーズにクルマはインを向いた。

 峠で楽しいのは、やはり軽くて、バランスのいいクルマなのだと実感した。

8 峠を降りて層雲峡付近を走行中、前を大型重機を積んだトラックが実に低速で走行していた。

 追い越し禁止区間を終え、対向車のないことを確認。ここでインスパイアのアクセル・オン。

 グワーっと湧き上がる250馬力。

 この瞬間がインスパイアの、インスパイアらしい瞬間だ。

 インスパイアは、あくまで「高速ツアラー」なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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