■ラッコマンの喫茶室■

北海道からオリジナルフォーク、クルマの話題などを発信します。

三菱自動車の経営陣は本当にクルマが好きなんだろうか?

2016-05-11 | 日記

初めて免許を取って新車で購入したのが、昭和52年式の初代ランサーだったことは何度がこのブログでも書いてきた。

それ以来、三菱車には強い思い入れを持っている。ランサーEXに乗り、ギャランシグマターボに乗り、ギャランV6ハードトップにも乗った。

当時の三菱車には他のメーカーにないスペシャルなものがあったように思う。走りの良さだったり、スタイルだったり。。。。

実は今回、ラッコマンカーの入れ替えにあたって、人生最後の車になるかもしれないというような気持ちもあって、もう一度三菱車に乗ってみるのもいいかなと思って、中古のギャランフォルテスを見には行ってきたのだが。。。。。。

とても購入する気持ちになれなかった。。。。

中古の程度がどうの、こうのではなく、クルマ全体にコストカットの姿勢がありありだったのだ。。。

結果的に残念ながら、人生最後の車は人生はじめてのホンダ車になった。。。。

そんな状況で今回の燃費詐称の話になった。。。。

ただカタログ燃費なんて、実際の燃費とは大きく食い違うものであることは、誰もが周知の事実だ。。。

これは三菱だからとか、トヨタだからという問題ではなく、ガソリンを炊いて走るクルマである以上、そんなに変わるはずがないのだ。。。

重いクルマは燃費が悪い。

エンジンを小さくすると燃費は良くなるが、走りは力がなくなる。

ガソリンエンジンはガソリンを消費して馬力を出しているのだから。

マニュアル仕様よりオートマティック仕様はロスが出る分だけ燃費が悪くなる。

2駆より4駆は燃費が悪い。。。

どれも当たり前の話だ。。。

自動車業界が実際とは大きく異なる「カタログ燃費競争」に流されていること自体、ドライバーを馬鹿にしている。

ハイブリッドのプリウスだってカタログどうりの燃費にはならないだろう。。。

問題は三菱の経営陣がコストダウンに走り、カタログ燃費競争に走り、ドライバーにとって「いいクルマとは何か」という根本のテーマを蔑ろにしてしまったことだ。。。

彼らは本当にクルマが好きなんだろうか。。。。

自分で三菱のクルマに乗ったことがあるんだろうか。。。。。

クルマとは単なる移動手段であったり、道具だけではないのだ。。。。

あるときは友達であり、パートナーであり、ステータスシンボルでもあるのだ。。。

その気持ちを見失ってはクルマ屋としてはやっていけるはずがない。。。。

 

 

 

 

 

 

コメント
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