私的感想:本/映画

映画や本の感想の個人的備忘録。ネタばれあり。

「プラネット・テラー in グラインドハウス」

2007-09-23 21:05:45 | 映画(は行)

2007年度作品。アメリカ映画。
テキサスの田舎町で、ある日、謎のウィルスが蔓延。町中の人々がウィルス感染者が増殖し、ゾンビと化してしまう。チェリーは片足に傷を負い病院に担ぎ込まれることに。チェリーの元カレのレイはゾンビたちを倒しながら、チェリーの担ぎこまれた病院に向かう。
監督は「シン・シティ」のロバート・ロドリゲス。
出演は「ハード・キャンディ」のローズ・マッゴーワン。「レディ・イン・ザ・ウォーター」のフレディ・ロドリゲス ら。


「デス・プルーフ」の姉妹編らしく、こちらもいかにもなB級テーストが満載だ。
「プラネット・テラー」の方はゾンビホラーの趣きをたたえた作品となっているが、それが無駄にグロテスクで、スプラッタで、バイオレンスで、不必要なエロがある。そういったある意味、アホくさい部分を前面に出している点は個人的に結構好きだ。しかも最初にわけのわからない予告編を持ってきたり等、遊びが入っているあたりも僕としてはツボである。

ストーリーに関しては、プロットにうねりがあり、盛り上がりもあって、結構楽しめる。基本的につっこみどころは多いが、それをいちいちつっこむだけでも充分におもしろいのが、B級映画のいいところだ。
また脚にマシンガンを埋め込むなどの様式美はマンガチックで、マンガ世代としてはそのかっこ良さには心動かされる。

タランティーノほどの個性はこの作品から感じられないが、映画としては充分に楽しい作品だ、と僕は思う。

評価:★★★(満点は★★★★★)


・グラインドハウスシリーズ感想
 「デス・プルーフ in グラインドハウス」

監督・出演者の関連作品感想
・ローズ・マッゴーワン出演作
 「デス・プルーフ in グラインドハウス」
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 「ダイ・ハード4.0」
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