赤ん坊として生まれ、三ヶ月たったころ、本人の魂、に加えて、その人間を天上世界に
向けて誤りなく導くため、「誰々の本体(分身)として生まれる」というために、天上界から
善霊が降りてきます。
そして、それが本人の中にスッポリ入るのです。つまり、二つの魂が合体するわけです。
(この合体霊は、幽体離脱の時、普通は合体したままで、合体した人の身体をともに
守ります。それ以外、合体ではなく、天上界から降りてきて付き添ってくれる守護霊、
指導霊とともに三つの霊の関係性で人生を過ごします。死後は、それらの霊と別れ、
本人だけの魂が残ります。)
そして、天上界の霊の名前を用いて、「誰々の本体(分身)」となるわけです。
ですから、「山中さんの過去世」というのは正しい、言葉ではなくて、「山中さんと合体し
ている善霊の過去世」というべきなのです。山中さんが、昔から続く永遠の生命を
持っているわけではなく、これから手に入れる永遠に転生輪廻を繰り返す不滅の魂を、
今、現在の人生を通して、形作っているわけなのです。過去ではなく、未来が待っている
のです。
ですから、皆さんは、自然との調和、人との調和への責任と義務ばかりでなく、自分に
対する責任と義務があるのです。「自分の生命を大切にする」大きな意義が、ここに
存在するのです。未来において、一個の人間として、どの位の長い間、いろいろな
使命を与えられ、また、果たして行かねばならないか、自分が、天上界からの三人の
善霊(合体霊、守護霊、指導霊)に守られ、支えられ、導かれて一生を終え、天上界に
上がることが出来たなら、次の世で誰かの魂と合体し、その赤子のように(赤ん坊の
ときに入るのですが)何もしらぬ魂に、生きるべき道を手を取ってリードし、意識を通じて
自分の知恵と知識を与え、ともに喜び、ともに泣き、ともに苦しみあって行かねばならぬ
義務を、感じるようになるでしょう。
これは、先ず人類が発祥し、そして、魂ができて、その霊魂が永遠に存在するという
自然発生的な理論に即したもので、進化論あるいは、「物質不滅の法則」という科学
の理論にかなうものなのです。魂が最初からあるのならば、その魂は何処から来たか、
いろいろな属性、個性がなぜ霊魂に附随するのか─とまた、未解決の神秘な謎が
残されてしまうのです。科学とは神秘の解明であって、新たな謎を作るものではない
ことは改めて申すまでもありません。
そして、元素およびその化合物によって、構成される魂であるがゆえに、本人の記憶は
何億年、恐らく永遠に、保持することができ、このように魂は、不思議といえば不思議で
もある、一つのガス体(有機体)ともいえる、永遠不滅のものなのです。
─『天国の扉』たま出版
このメカニズムを考えるとき、ソクラテスがダイモニオンの声がするとか、
カントが定言命法といって、内なる道徳律を内なる感覚的な命令を受けている仕組みが
わかる気がする。私の記憶で面白いのは、片岡鶴太郎という芸能人がいるが、
彼の絵の本を読んだとき、彼がお笑いだけでなく、俳優をやったり、ボクサーをやったり
絵描きになったりしてこられたが、彼の転機には、彼は、「腹の声にしたがう」というエピソード
を語っている。実際に声が聞こえるらしいが、あれは、合体している善霊のように思う。
渡部昇一氏の『渡部昇一の 人生観・歴史観を高める事典』(PHP研究所)の本の
なかに内なる声をきく、という項目がある。あれも、上記合体霊の声に違いない。
脳の中で、客観的な自分が存在すると脳科学で言われるかもしれないが、霊体の
メカニズムを考えるとその方が現実的だ。自分の内側に問うときその答えが出てくる
時がある。自分の脳の考えだけでなく、善霊の方の考えだと思うとき心強いのでは
ないか。人は、孤独ではなく、生まれたときから守られているのだ。
うそ臭いと思わず、よく考えてみるとよい・・・
向けて誤りなく導くため、「誰々の本体(分身)として生まれる」というために、天上界から
善霊が降りてきます。
そして、それが本人の中にスッポリ入るのです。つまり、二つの魂が合体するわけです。
(この合体霊は、幽体離脱の時、普通は合体したままで、合体した人の身体をともに
守ります。それ以外、合体ではなく、天上界から降りてきて付き添ってくれる守護霊、
指導霊とともに三つの霊の関係性で人生を過ごします。死後は、それらの霊と別れ、
本人だけの魂が残ります。)
そして、天上界の霊の名前を用いて、「誰々の本体(分身)」となるわけです。
ですから、「山中さんの過去世」というのは正しい、言葉ではなくて、「山中さんと合体し
ている善霊の過去世」というべきなのです。山中さんが、昔から続く永遠の生命を
持っているわけではなく、これから手に入れる永遠に転生輪廻を繰り返す不滅の魂を、
今、現在の人生を通して、形作っているわけなのです。過去ではなく、未来が待っている
のです。
ですから、皆さんは、自然との調和、人との調和への責任と義務ばかりでなく、自分に
対する責任と義務があるのです。「自分の生命を大切にする」大きな意義が、ここに
存在するのです。未来において、一個の人間として、どの位の長い間、いろいろな
使命を与えられ、また、果たして行かねばならないか、自分が、天上界からの三人の
善霊(合体霊、守護霊、指導霊)に守られ、支えられ、導かれて一生を終え、天上界に
上がることが出来たなら、次の世で誰かの魂と合体し、その赤子のように(赤ん坊の
ときに入るのですが)何もしらぬ魂に、生きるべき道を手を取ってリードし、意識を通じて
自分の知恵と知識を与え、ともに喜び、ともに泣き、ともに苦しみあって行かねばならぬ
義務を、感じるようになるでしょう。
これは、先ず人類が発祥し、そして、魂ができて、その霊魂が永遠に存在するという
自然発生的な理論に即したもので、進化論あるいは、「物質不滅の法則」という科学
の理論にかなうものなのです。魂が最初からあるのならば、その魂は何処から来たか、
いろいろな属性、個性がなぜ霊魂に附随するのか─とまた、未解決の神秘な謎が
残されてしまうのです。科学とは神秘の解明であって、新たな謎を作るものではない
ことは改めて申すまでもありません。
そして、元素およびその化合物によって、構成される魂であるがゆえに、本人の記憶は
何億年、恐らく永遠に、保持することができ、このように魂は、不思議といえば不思議で
もある、一つのガス体(有機体)ともいえる、永遠不滅のものなのです。
─『天国の扉』たま出版
このメカニズムを考えるとき、ソクラテスがダイモニオンの声がするとか、
カントが定言命法といって、内なる道徳律を内なる感覚的な命令を受けている仕組みが
わかる気がする。私の記憶で面白いのは、片岡鶴太郎という芸能人がいるが、
彼の絵の本を読んだとき、彼がお笑いだけでなく、俳優をやったり、ボクサーをやったり
絵描きになったりしてこられたが、彼の転機には、彼は、「腹の声にしたがう」というエピソード
を語っている。実際に声が聞こえるらしいが、あれは、合体している善霊のように思う。
渡部昇一氏の『渡部昇一の 人生観・歴史観を高める事典』(PHP研究所)の本の
なかに内なる声をきく、という項目がある。あれも、上記合体霊の声に違いない。
脳の中で、客観的な自分が存在すると脳科学で言われるかもしれないが、霊体の
メカニズムを考えるとその方が現実的だ。自分の内側に問うときその答えが出てくる
時がある。自分の脳の考えだけでなく、善霊の方の考えだと思うとき心強いのでは
ないか。人は、孤独ではなく、生まれたときから守られているのだ。
うそ臭いと思わず、よく考えてみるとよい・・・