霧襖命与へるひと雫 2021年09月17日 | 写真俳句 アレチウリ 濃い霧の朝、県道の歩道を歩きました。アレチウリが土手を這い上り細い尖端を揺らしてます。よく見ると綺麗な螺旋、円い円に雫。これが金属なら立派なバネ、霧をバックに綺麗な芸術品にも見えます。杉の大木には直線で貼りついてます。全ては棘のもつ働き、強力です。ある桑園はこれで全滅です。最初は桑に葛が絡みつきます。その次にアレチウリがそれを利用して這い上ります。数年後その桑、葛皆枯れて崩れ落ちます。その後はアレチウリが全面に乗っかかります。誠に強力な最強の雑草です。