世界警察消防スポーツ競技大会
WORLD POLICE&FIRE GAMES
どの競技も同じだと思いますが世界大会を目指す選手は、有る意味人生の全てをかけていると思います。この気持ちがない人が世界の舞台で活躍をすることは不可能だと思います。
小さいな子供の居る家庭は家族で過ごす大事な時間を割いて練習したり、または海外での大会期間中は職場の同僚には長期の休みで迷惑を掛けたりしますので事前に休暇取得の依頼をして職務に迷惑が掛からないような体制を事前にとれるように報告しているでしょう。
プライベートでも飲み会の誘い等は断り、ほとんどの選手がその年に出場する試合に向けて万全な体調管理に努めます。
しかしこう言う選手の努力は実際には周りに見えないもので、中には世界大会出場と言っても「実際には海外に行って半分遊びのようなものじゃないの?」なんて捉える人もいます。
このように思われるのは凄く残念ですね。
日本国旗を付けた統一ウェアを纏い、大きなプレッシャーの中で、これまでの厳しい練習の成果を日本代表と言う形で良い結果を出す気持ちで海外に遠征に行くのに大金をかけて「観光気分」で行く選手なんているはずがありません。
命を掛けていると言っては大げさかも知れませんが、真剣に取り組んで頂点を目指すアスリートにとり、競技スポーツを「遊び」と捉えられることほど嫌な気持ちになることはないと思います。
実際には皆さん厳しい環境下の中、国際大会に参加しているのは事実です。
競技人口も少ないのがバカにされる原因かも知れませんが、心からパワーリフティング競技の普及、発展を祈ります。