心理臨床大事典
氏原 寛, 成田 善弘, 山中 康裕, 亀口 憲治, 東山 紘久
来週初めから京都にて,ご存じの,心理臨床学会が開催されます。その心理臨床学会の先生方がこぞって執筆されているのが,この本で,これまた周知の通りですね。内容についての云々はともかくとして,日本において「心理臨床」の名の元に行なわれあるいは教育されていることが網羅されているように思われます。ちょっと面白かったのは,付録の「主な心理臨床家」なんですが,フロイトやクライン,ウィニコットなどの分析家も心理臨床家になっているのはさておいても,はあはあ,スキナーもパブロフもワトソンもハーロウも心理臨床家ですか……って臨床やってねえ!
まあ,関連領域のってことなんでしょうが,それでなくとも予備知識全くゼロの人が読むことは考慮されてないようですから,まあ「臨床心理士を目指す人」のための事典なんでしょうか。関係ないですが,「心理臨床士」って資格名は,誰か登記(?)済みなんでしょうかね?
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