マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

モーツァルトのトルコ行進曲

2014-03-15 20:45:46 | ラ・プロムナード・ミュジカル
明日のコンサートの最初に弾くのは、モーツァルトのトルコ行進曲です。
1月のリサイタルのアンコールでも弾きましたが、その時は繰り返しをせず、でしたから、今回は全部繰返しをして弾きます。
繰返しをする練習をしておかないと、うっかり1回で次に行ってしまいますから、ここ数日はその練習。
ここ数日は録音をとって練習していますが、演奏時間は毎回全く同じです。
古典派ですから必要以上にルバートもしませんし、長年弾いて身に付いてしまっているからでしょうか、同じテンポで弾いているということですね。
曲名は、通称で「トルコ行進曲」と言われていますが、正式には「ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331 第3楽章トルコ風」です。
このピアノ・ソナタは、「ソナタ」と言うのに、ソナタ形式楽章がないという、不思議な曲です。
トルコ風というのは、当時流行っていたトルコの軍楽隊の音型を取り入れたことによります。
ベートーヴェンもトルコ行進曲を作っていますが、趣は全然違いますね。
ベートーヴェンの方はけっこう弾きにくいです。

コンサートは明日、本番でボケないように、今日こそは早く寝たいものですが…。