楽天経営主義

経営コンサルタントが経営とは関係なく
日常を気ままに綴ります。

つまらない本

2013年09月14日 | 日記
たくさん本を買っていると「失敗!」と思う本に時々遭遇してしまいます。
そんな時は時間がもったいないので、そのまま本棚にしまい込むか、
うちの事務所の共有書庫においておきます。
うちの誰かにとっては、有益な本になる可能性がありますから。
だから、そんな本を買ってもあまり気にしません。

でも、最近買ったこの本は大失敗でした。
共有書庫においても誰にも有益になりません。

題名は「史上最強の内閣」(小学館)です。

ハードカバーの時も書店で平積みになっており、題名が気になっていました。
最近文庫本になったのか、これも平積みになっていました。
これだけ書店が力を入れるのだから面白いのだろうと思って、文庫本を
買いましたが、ひどかった。

北朝鮮が日本を核攻撃するためにミサイルに燃料を注入しだしたことから
世襲議員が大半を占める現内閣は対応不可能になり、昔から存在した陰の
内閣(史上最強の内閣)に政権を放り出すというものです。

史上最強の内閣が存在する法的根拠もありませんし、北朝鮮首領の長男が
不法入国したのに、いったん捕まえた後タレントとして遊ばせるというのは
どんな法的根拠があるのでしょうか?
日本は法治国家ではないのでしょうか?
そうであれば、北朝鮮と同じレベルだということになります。

それだけでなく、ミサイルへの燃料注入にも時間がかかりすぎだし、
どんな細工をしてもミサイルが水面を滑るような現象は起きません。

おふざけにしても内容に真実味や現実への示唆が全くないのです。
この本を平積みにしている本屋が信用できなくなりました。
といいながら、最後まで読んでしまった自分に腹が立ちます(笑)
ついでに言っときますが、立川談四楼の開設もくだらなかった。

逆につまらない本ではありませんが・・・やっぱり、つまらないのかも
最近悩まされている本があります。
「リンカーン」(中公文庫)です。

これは今年話題になった映画「リンカーン」の原作ということで、
おもしろさを期待して買いました。
結構ぶ厚めの上・中・下三冊です。

これが、なかなか読み進められません。
読み出してから2ヶ月経つのに、まだ上の真ん中ぐらいです。

リンカーンはそれまでの政敵を政権の中に取り込んで活用したらしいの
ですが、3人の政敵とリンカーン自身の政治的背景がどの様に確立された
のかを、生い立ちから延々と続いています。

海外の小説って、名前が馴染みがないのもあって、最初はなかなか
読み進めることができないのですが、だいたい登場人物が明確になると
いっぺんに読むスピードが上がるんですけどね。

ぜーんぜんテンポアップできません。

もちろん2ヶ月間ずっと読んでいたわけではありません。
何度もあきらめて違う本を読みます。
でも、もう少し頑張ったらおもしろくなり出すのでは?と思い、
戻るわけですが、もう本当にあきらめました。
DVD借りてきます。

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