雪が舞い木枯らしの吹く寒い日が続いていましたが、今日は穏やかな小春日和に思わずにっこり。
まさに田んぼ日和、せっせと作業にいそしんでいますと少し汗ばむほどの気持ちよさです。
いつも田んぼに立つと、
ひとりでに身体がそうなるのですが、
田んぼ全体を味わうように見渡しながら、
足元のいのちの営みがワタシのいのちにひびき渡り、
宙に広がりゆくまで、静かに感じます。
時には目をとじて・・・。
気持ちのいい空気が身体をめぐります。
それは宇宙の楽園、地球に生かされる喜びに包まれるひと時です。
そして、しっかりと大地に立って・・・、
まずは苗床の準備を田んぼの一画にすることにいたしました。
表土をけずり、夏草のこぼれ種をそっとよけて、必要でしたら米ぬかを補い、わらを敷いておきます。
おおよそ二ヶ月後のモミまきに備え、心がはずみます。
自然農の田んぼは畝状です。
畝の周囲には溝があります。
その溝の整えも少しすることができました。
冬の時期には冬の仕事があり、それが次へのめぐりを確かにしてゆきます。
過去の続きのいのちの舞台で、今を明らかにして、確かな未来を見つめることは
かならず訪れる春を待つ、よろこびのようです。
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