Stay Gold・鍼灸整復一花院・ 若杉昌司

鍼灸整復を生業として、食べること・歩くこと・生きることを大事にしている自由人

使用している鍼について

2017-09-05 19:00:49 | 東洋医学
当院では、
脅威である血液感染病(HIV・肝炎)等を
予防するために、
厚生労働省の承認を受けた
ディスポーザブルニードル(使い捨て鍼)を
単回使用しており、
滅菌処理済み鍼ですので
安心して施術を受けることが出来ます。

写真右上
  使用前の鍼は鍼箱で管理しています。
写真左
  産業廃棄物収集運搬会社指定の缶です。
写真右下
 使用後の鍼はその都度缶に移し
 缶に蓋をします。

使用前後の鍼は、
万全の態勢で管理し、
安全を心掛け、
安心して施術を受けていただけるように
努めています。

公益社団法人 大阪府鍼灸師会
スポーツ鍼灸プロジェクトチーム 若杉昌司
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脊柱管狭窄症 症例Ⅳ 8/30来院

2017-09-05 08:13:42 | 東洋医学
60歳代、男性、会社員。
既往歴:スキーによる左膝関節捻挫、
          左足根関節捻挫。
職業柄左に体重がのりやすい。
十数年前に
腰椎椎間板ヘルニアの手術をし、
足腰の痛み・痺れは消退していたが、
三年前に症状が再発し、
脊柱管狭窄症と診断され
手術をすすめられる。

藁をも掴む思いで来院された。

三年前の症状は、
右脚全体が痛んだり痺れたり、時には、
症状が左足に移ったりしていた。

現在は、右足の指先に痺れ、
    腰部に痛みを感じる程度で、
調子に合わせて、
一週間~四週間に一度の割合で
来院されるまでに回復している。

痛みの中央化は腰痛が完全に治癒する兆候で、
あきらめずに真面目に来院される患者さんの
予後は実に良好です。

側頭骨のツボ(完骨)、
蝶形骨と側頭骨の接合部のツボ(太陽)、
肩甲骨内側のツボ:膏肓、
腰のツボ:腎兪、気海兪、大腸兪、
     関元兪、腰眼、
膕(ひかがみ・膝の裏)のツボ:委中
を中心にマッサージで治療点(ツボ)を探る。

腰のツボ:命門、腰陽関、十七椎下を整復し、
腰背部、股関節、
膝関節、足関節のストレッチをして、
痺れの箇所を確認して、
腰のツボ:腎兪、気海兪、大腸兪、
     関元兪、白環兪、打眼に鍼を打つ。

頸椎の回旋力が低下しているので、
次回は一週間後の9月6日に来院予定。

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