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岩見沢の発展は石炭にあり~JR岩見沢駅再建①

2007-05-17 00:07:16 | JR岩見沢駅


来月、JR岩見沢駅の新駅舎が半分完成します。

今作ってるのはJRの施設で、

2009年には岩見沢市の施設ができあがり、

そこで全て完成となるわけです。



1878年、幌内の石炭を運び出すために小樽~幌内間の鉄道工事が始まり、

1882年に幌内まで開通しました。

その工事期間中、幾春別川の川辺に工事関係者の休憩所ができて、

「湯浴み」をしていたのが起源で、

『岩見沢』と名前ができたと言われてます。


その後、室蘭までの線路もできて、

幌内の石炭を小樽と室蘭の港に運ぶ中継点として、

岩見沢は交通の要所として栄えていきます。


しかし石炭の歴史は永遠ではなく、

1975年に国鉄最後のSLが岩見沢に到着しました。

それとともに、国内エネルギーの転換により、

国内産の石炭の需要はなくなっていきます。


ほどなく、万字線や幌内線といった炭鉱路線は廃止され、

岩見沢の街は徐々に廃れていったのです。

石炭の全盛期、駅の職員が500人近くいて、

駅前にはたくさんの飲み屋があり、昼間から開いていた店もありました。

そういう駅前の飲み屋も今では数えるほどしかありません。

連動するかのように、街中には人通りが少なくなっていきます。



2000年12月。

漏電による火事のせいで、岩見沢駅は全焼してしまいます。

しばらくプレハブの駅で再建を待つことになるのですが、

2005年にやっと駅舎のデザインコンペが全国公募で実施されることに

なったのです。



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