重症筋無力症に負けてたまるか!

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投込寺(三ノ輪の浄閑寺)

2014-12-15 21:02:41 | 東京の下町(上野とか)

 

都電荒川線三ノ輪橋駅からほど近くに

浄閑寺(通称投げ込み寺)があります

入り口の山門は江戸時代に建立

荒川区最古の木造建造物に指定されています

 

投げ込み寺と呼ばれるのは

江戸時代(安政2年)の大地震の際に

吉原の遊女が投げ入れられ葬られたことによります

それ以降も

吉原で引き取り手のない死人が出たり

淋病や梅毒により亡くなった遊女が

遊郭の若者によって浄閑寺の山門内へ投げ込むことから

投込寺と呼ばれています

こういった寺は浄閑寺以外にも

土手の道哲(巣鴨に移転した西方寺)があるようです

 

浄閑寺入り口に解説がありました

ここ浄閑寺は「吉原」から少々離れています

吉原の送迎車が走り回る三ノ輪駅付近から

歩いてすぐ

吉原が隆盛していた頃

梅毒で治る見込みがなく

お払い箱となった遊女は四国等の霊場を巡り歩いたと言われています

毛が抜け落ち鼻が落ちても

遊郭とも言われない下級の切見世では

梅毒を患ったまま客を取っていたようです

音無川と日本堤に関する説明も

 

吉原(台東区千束4丁目)の京町通りにある旅館「日光荘」

この隣も旅館があります

おまけ 

浅草の仲見世