いわゆる「社会人」になってからの数年は、1年契約が続いたため、2月中旬からGWが明けるまで、気が滅入ることが多かった。
やっと環境に慣れ出した!!と思った頃から見え始まる「契約切れ」という名のGOAL。引き継ぎのための業務整理によるストレス、次の環境適応への不安...。その不安が少しずつ解消されるのがGW...そんなリズムが数年繰り返され、いつしか気分の晴れない日々が続く...。
何も考えたくなかった。とにかく一人になりたかった。家に帰るのが億劫で、自分の世界に入り込む事だけしかできなかった。
そんな中、数は少ないけど「信じる」ことができる人に出逢うことができた。自分の想いを伝えることができるようになり、いつからか、春先の憂鬱を感じなくなったことを感じるようになった。
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それなりに年齢を重ね、任される仕事も増えた。自分が「信じる」人にもその人自身の時間が流れていて、いつもいつも関われる訳ではなくなった。そんな時間が1年過ぎ、2年過ぎ、そして3年目...。自身の仕事においてはリズムがつかめるようになっているが、周囲がどうも騒がしい。自身の枠の中だけで仕事を進めていればいいのか、それとも、年長者として、その周囲に一言告げるべきか、葛藤している自分がいる。
そうだ...この時期は...と春先の不調を想い出そうとしている自分がいる。switchは案外近いところにあるような気が...。