8/31、9/1に開催される松尾大社の八朔祭を紹介します。
松尾大社の「八朔祭」は、毎年9月の第1日曜日に行われる京都で最後の夏祭りで、風雨順調・五穀豊穣・家内安全を祈願する祭です。
阪急嵐山線松尾大社駅で下車し、駅前から参道を西へ徒歩5分ほどで松尾大社に到着です。
2019年の八朔祭は、前日の8/31土曜日より前夜祭が実施されます。
8/31(土)前夜祭
群太鼓 17:00 ごろから
盆踊り19:00ごろ-20:30ごろまで
9/1(日)本祭
八朔相撲 8:00ごろから
女神輿巡幸 8:30ごろから15:00ごろまで
上桂御霊太鼓13:00ごろから
嵯峨野六斎念仏踊り 16:00ごろから17:30ごろまで
両日とも日没後には境内の万灯が点灯されます。
子供の書いた絵が万灯になっています。
前夜祭では、盆踊りがお勧めです。
境内の万灯が、静かな万灯回廊が趣きを出しています。
浴衣を着ている女性が多いです。
浴衣で盆踊りに参加すれば最適です。
出店が多くあり、お守りも売っています。
本祭の9/1 女神輿が、8:30-9:00ごろ松尾大社を出発します。
神輿は、船渡御を行う為に大堰川へ向かいます。
大堰川では、神輿を2隻の船で運び、大堰川上流まで行き、
12:30ごろ対岸で迎え太鼓を受け、上陸し、13:00ごろ野宮神社で神事を行い、
その後、渡月橋を渡り、五木茶屋で休暇が入ります。
ここで神輿の出発を見れば、女性担ぎ手、神輿をじっくりと見ることができます。
五木茶屋を出発し、15:00過ぎ松尾大社に戻ってきます。
嵯峨野六斎念仏踊りは、女神輿が終わった後、拝殿にて行われます。
六斎念仏は平安時代に空也上人が始めたとされる踊躍念仏を起源としています。
民衆に仏教を広めるため六斎日に市中各所で鉦や太鼓を打ち鳴らし、
念仏を唱え踊ったことから「六斎念仏」と呼ばれるようになりました。
「ひょっとこ」「おかめ」の面白い踊りの後、獅子の踊りが始まり、
「獅子と土蜘蛛の踊り」で終了です。
前夜祭から宿泊で参加すれば、八朔祭の良さを堪能することができます。
松尾大社の八朔祭は、観光客が少なく、じっくりと見ることができます。
是非、見に行ってください。