今回は、東京駒込にある六義園、旧古河園を散策します。
JR山手線駒込駅で下車し、南へ徒歩7分で六義園に到着です。
赤レンガの門から入ります。
入場料300円です。
六義園は、江戸時代 柳沢吉保が、1702年に設計した日本庭園で、東京大空襲の被害を受けず造園時の面影を残したままで、特別名勝に指定されています。
六義園は東京都内を代表する日本庭園で、海外からの観光客も多く春はツツジが有名ーです。
内庭大門から入ります。
松が芝生の中にあり、その先に大きな池があり、池に島がある庭園です。
左手に滝見茶屋があります。
小さな滝と千鳥橋があり、猛暑でも茶屋の周りは涼しいです。
さらに進んでいくと吹上茶屋があります。
ここで抹茶セットがいただけます。
さらに先へ進むと藤代峠があり、少し登っていくと庭園全体が見渡せる絶景が見えます。
渡月橋を渡り左手に芦辺茶屋跡があります。ここからも池の良い眺めが見れます。
この庭園には、トンボ、蝶、小鳥がたくさんおり、自然の楽園になっています。
次に北へ20分ほど歩いて行くと、旧古河園へ到着します。
入場料150円です。
旧古河園は、1917年に古河財閥が建造した邸宅を公園にしたもので、国の名勝に指定されています。
洋館と洋風庭園は、イギリス人ジョサイア・コンドルにより設計され、日本庭園は小川治兵衛により作庭されました。
洋館南側の洋風庭園は、階段状の部分がイタリア式庭園、平面的で幾何学的に構成されるベルサイユ宮殿の庭園のようなフランス式庭園が組み合わされています。
バラが見頃になる5月、10月は多くの観光客で賑わいます。
入ってすぐ洋館が見えてきます。
洋館は、外観がルネサンス調で新小松石で外壁を覆っています。1階は食堂、ビリヤード室、喫煙室などの接客空間があり、2階は家族の居室など私的空間で、和室もあります。
洋館内部は、別料金で1日3回ガイドツアーがあり、800円を払うと見学可能です。
自由に内部を見学ができませんので注意してください。 この見学会は当日に参加可能ですが、バラの開花時期には予約が必要となることも多いです。
洋風庭園の先には日本庭園があり、大きな池を中心に手入れされた木々が植わっています。
六義園と旧古河園どちらも立派な庭園が有名です。
自然を愛する人には、六義園が、バラや洋館を見たい人には、旧古河園がお勧めです。
東京で手軽に行ける庭園として立ち寄ってください。
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